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だから右へ打て

右へ打てといわれる理由の結論を展開す。

 

その① 2014-11-24

 

その② 2014-12-1

 

その③ 2014-12-2

 

その④ 2015-1-5

 

子供の頃の指導では、たたきつけるようなスイングで

ライナー性のあたりを打つよう指導されてきた私。

これが、当時は一般的な指導だったと思われる。

 

力もないくせに、遠くへとばそうと(ホームランを打とうと)かっこつけるな。

ライナー性の当たりを打って野手の間を抜け。

力も技術もないのだからバットを寝かせてミートすれば、未熟なお前たちでもヒットになる。

遠くへ打とうとしてフライになればその時点でアウト。

低い打球なら(ゴロ)ならセーフになる可能性がある。

というわけだ。

 

この中で遠くへ飛ばそうとする。ことについて否定された理由は、その③にて記した通り。

 

ライナー性の当たりやバットを寝かせる理由についてもその③を代表に

過去のこのシリーズで記した通りだ。

 

遠くへ打とうとしてフライになればアウトとは、

上に上がった時点で野手は捕るという行為をすればいいだけで

しかも、フライにはイレギュラーバウンドがないのでアウトにしやすいということ。

 

一方

ゴロは、たとえあたりが弱くとも足が勝ればセーフの可能性が残る。

そして、

野手はアウトにするためにイレギュラーするかもしれないゴロをさばく、

さばいてもまだファーストに送球するという行為が必要となる。

さらには、受ける方のファーストもしっかり捕球しなければならない。

と、アウトにするための工程がいくつもあるのだ。

 

それを打者がファーストへ到達する前に済ませなければならないという

注文までつく。

 

そのため

セーフになりたければ、試合に出たければ、そういうバッティングをしなさい。

ということだった。

これは理にかなっている。

 

そしてそれと同様に言われてきたのが

右へ打て。だ。

この理由が子供の頃はわからなかった。

 

バットを寝かせろ。フライを打つな。ホームランを狙うな。

ライナー性、ゴロと低い打球を打て。

という理屈は子供の私でも理解が出来た。

 

しかし、

右へ打てと言われても右方向も左方向も野手がいるわけで右がヒットコースが空いているわけでは無い。

バットは右から左へ移動するわけだから左へ飛ばす方が自然では。

しかも、引っ張った打球の方が打球は速いぞ。

右へ打とうとすれば、小手先で打とうとして強く打てないし、セカンドに転がってばかりだ。

 

と思い、なぜ右へ打てとばかり言うのか理解が出来なかったのだ。

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