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西武1位・多和田に魅力 小林は成長したけどタッチが下手 今週の出来事

西武ドラ1多和田、今度こそ!「厳しいコースではなくゾーンで」

西武のドラフト1位多和田が昨日先発した。

私は、初めて見た。

 

踏み出した足と胸がつくほど、上体が沈み込むフォーム。

これにより球離れを遅くし、リリースポイントを前にすることができ、打者のタイミングを狂わす。

球離れの早い投手、上体が高い選手を修正するときこの胸を前足につけるよう意識することで

修正することがよくある。

沈み込めばそれだけ間がとれ、腕を後ろで我慢することができる。

そうすると体重移動で距離がとれ、その分腕は加速され、力を加えられ、球が速くなる。

 

伊藤がそうだった。江川が完璧と評しているそのフォーム。

怪物・江川すらこんなフォームで投げたいと言うほどだ。

 

ただ、多和田はいいフォームなのにスピードはたいして速くない。

そしていいフォーム、安定したフォームの投手はコントロールが良いものだが、

コントロールもできていない。

「厳しいコースではなく、ゾーンで」と言っているのは自信がないからだろう、

狙ったところに行かず、あの辺に投げてストライクになってくれとお願いしているような状態で

自分をコントロールできていない。

 

この柔らかいフォームの特長を生かし、さらに体をつくっていけば、おもしろい。

真似したくともなかなかできないこの柔らかいフォームを生かしてほしい。

 

首位・巨人の原動力、小林誠の成長 阿部の出遅れで正捕手の座に

 

プロというトップレベルでは、長くそのポジションで実績があり、チームを支えていた選手が

怪我で主戦を離れている間に新たな選手が台頭するということが常だ。

控えの選手はこういうチャンスをものにしてレギュラーとなっていくものだ。

特に

キャッチャーは経験がものをいうポジションなだけにこの傾向がある。

この場でも小林に開幕前期待していた。

その内容は2016年3月14日

さらにシーズンに入るとこうも記した。2016年4月7日

 

私が小さい頃、巨人の正ショートは河埜だった。

巨人のショートはそれまでの正選手の力が衰えたり

怪我でくすぶっている代わりに入った選手だけだった。

河埜が巨人の歴史ではじめてこれまでの選手を追いやり、

実力でレギュラーを奪った選手だと聞いたことがある。

 

ショートもチームの中心選手が守るポジションなので

キャッチャー同様こういう現象が起きがちだ。

 

 

G小林誠「僕のミス」タッチかわされ…

その小林のこのプレー。

以前にも指摘したが、タッチはランナーを追っかけてはだめだ。

その内容は2016年4月19日とつづけて2016年4月20日

 

今回のは完全に追いかけっこ。おにごっこ。

野球に想定されたプレーではない。

 

タッチは必ずベースにやってくるのを待つのだ。

追いかけないこと。

 

この場合は

他のランナーがいるから、この本塁のランナーはサッサと殺して

次のプレーに移って打者走者をケアしたいから追いかけてしまったのだ。

 

こういう場合は

しばらく待ってお互いに睨み合えば審判はアウトをコールするだろう。

そしてこういうプレーはアウトでいいのだ。

 

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