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タイブレーク制度で気づいたことⅤ

火曜連載、タイブレーク制度できづいたこと。

2019-8-27 タイブレーク制度で気づいたこと

2019-9-11 タイブレーク制度で気づいたことⅡ

2019-9-17 タイブレーク制度で気づいたことⅢ

2019-9-24 タイブレーク制度で気づいたことⅣ

 

気づいたこととは、表の攻撃が0点で終わった場合、裏の攻撃のチームは

2人のランナーがいらないということだった。

1点とればいいので、1塁ランナーはいらない。

ランナーを3塁に進めたい攻撃側としては、本当は1,2塁ではなく、ランナー2塁で

はじめたい。

1,2塁でのバントとなると、フォースプレーになり、決まりにくいからだ。

1,2塁でのバントは難しい。

 

ということは、作戦として裏のチームは、バントの成功確率の低さを選択せず、

わざと2塁ランナーが飛び出して、狭殺プレーの中でランナーを3塁に進めるという

作戦が考えられる。

 

ダブルスチールや狭殺プレー誘発で、2,3塁の形をつくる。もしくは、1塁ランナー

が殺されるようにして、2塁ランナーをなんとか3塁まで進める。

それらが失敗に終わっても、最悪、1塁ランナーだけが生き、2塁に到達して、

1死2塁になったとしてもいいという作戦だ。

 

1死2塁になったら、バントで3塁へ送って、2死3塁でワンヒットに期待するのだ。

 

どうしても3塁に置きたいと思えば、1塁ランナーが邪魔だから死んでもいい。

1,2塁でバント2回しても、1,2塁でのバントは難しいので3塁へ進められないかも

しれない。

だいたい、こういう場合は1死からは打たせる作戦をとることが多い。

 

だからダブルスチールやエンドランが一番いい作戦かもしれない。

エンドランだと前述の考え方なら失敗しても痛くないことになる。

とにかく右方向へ詰まったゴロを打つのが一番いい。

1,3塁か2,3塁がつくれる。

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