出し惜しみしていたら終わっているオリンピックの戦い

首を傾げたくなる青柳の出しどころがあった日本。

その通り、失点した。

役割分担を明確にした起用に固執しない方がいいだろう。残りは数試合だからだ。

任せるポジションには固執しないということだ。

セットアッパーやクローザーは国際戦では固定しない。柔軟な考えが必要だ。

シース゛ンでセットアッパーやクローザーとして目覚ましい活躍をしていても、

国際戦でそこに固執してしまうと、良いピッチャーを後ろにとっておくということになり、

リードされている状態から投げさせたら出番が遅いということになるし、使わずじまいで終わってしまう可能性もある。

どんどん早い回から使っていい。

毎試合、全員が登板しても1人1イニング未満なのだ。

だから、どんどん突っ込んで行けばいい。

普段中継ぎをやっていないから、などは関係ない。

向き不向き、慣れ不慣れはあっても対応できるし、そういう使い方を覚悟してもらうことだ。

外野手が内野をやるとかセカンドの選手がサードをやる、といったこととはわけが違う。

ピッチャーをやるということに変わりはないのだから、目の前の打者1人を全力で抑えに行けばいい。

国際戦の仕組みは複雑で、今回の組み合わせは複雑だ。

負けても、優勝の可能性は残る。

ということは、リードされた展開ではベストピッチャーに次戦以降、ベストピッチしてもらうために

温存の可能性はあるものの、基本はどんどん、つっこんだらいい。

平良や栗林の回マタギもある。メキシコ戦では伊藤が回マタギしている。

青柳は対右のみのワンポイント、左打者には岩崎、大野を充てる。

山本を先発長いイニングで使えば、次の試合で使えなくなってくるので山本をフル稼働させる使い方をする。

先発、中継ぎ、抑えにこだわらず、一人一殺、それで行けそうだったら引っ張る、という使い方で

27個のアウトをどうとるか、という戦い方が国際戦だ。