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ピッチクロックは投球練習なしへ

ピッチクロックよりほかに試合時間を縮める方法のひとつに前回はネクストバッターズサークル

から打席へ向かい、構えるまでを挙げた。

最低27回+25~27回、繰り返す。

2023-12-6 野球の醍醐味を減らすピッチクロック

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ネクストバッターズサークルからは前の打者が走っている最中に打席に向かい、

ピッチャーにボールが返ってくる頃には素振りまで終えていればいい。

 

今は甲子園以外、土のグラウンドはないのだからグラウンド整備の時間はいらないことになる。

ベース回りの土の整備などイニング間の投球練習の間でいいし、甲子園だってその間に

毎回、サッとならす程度でいいし、全部やらなくていいだろう。

 

他には思いきって投球練習なしにしたっていい。

ブルペンで投げているし、ベンチ前のキャッチボールも許されている。

それでもピッチャーはやりたいだろうから、もっと短い時間で少ない球数でやるようにする。

 

現行のピッチクロックはインプレー中に行われるが、投球練習の省略は

プレーから離れているところでの規制となる。

戦略そのものへの影響は少ないと思われる。

 

ピッチャーはいやがるだろうが、条件が同じなら不利益にはならない。

足場を固めたり、マウンドで調子を確かめたり、

それらが許されない中でベストピッチに近づけるのもプロの仕事と言えよう。

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