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甲子園総括、オリンピック総括、キャッチャーのキャッチング 今週のダイジェスト

2016.9.1298回甲子園の名選手、特徴プレー映像

日本代表でMVP級の活躍をした広島新庄の堀。甲子園初戦の関東一高戦での快投を見たとき、高校生では相当なレベルと思い、国際戦ではBIG3よりも木更津総合の早川と共に信頼していいピッチャーと思っていた。関東一高の3,4番の米田と佐藤は東東京大会では、3度のサヨナラ勝ちにからみ勝負強さを見せつけてきたが、堀には全く対応できていなかった。東京の強打者2人を手玉にとった堀の特長は、思い切った腕の振りから繰り出される真っ直ぐと切れるスライダーだ。この二つの組み合わせで高校生の左バッターはまず打てない。

 

 

2016.9.13キャッチャーのキャッチング技術Ⅱ

一流のキャッチャーはボール球をストライクに見せようとはしない。ボールはボールでいいのだ。キャッチング技術を追求した結果、たまたまの産物であり、うまい取り方をしたがためにボールがストライクに見えてしまっただけでボールをストライクに見せるために技術を磨いたのではない。もし、ボール球をストライクに見せる技術を磨かなければと思っているならそれは、間違いだ。

 

 

2016.9.14キャッチャーのキャッチング技術Ⅲ

ストライクの球を確実にストライクと言ってもらうためだ。キャッチングが下手だったり、捕球をした後ミットが流れてしまったりするとアンパイアはボールと言いたくなってしまう。ボール球はそれでもいいが、ストライクかボールか微妙な球を下手なキャッチングでボールと言われたり、ストライクなのにボールと言われることを避けたい。特に、ストライクをボールと判定されることほどピッチャーを落胆させることはない。

競歩で3着になった荒井は、一旦失格になったが、復活銅メダルだった。これに、カナダの選手から「こんなことになってごめん」と連絡があったそうだ。こう言ってもらって荒井も救われる。これぞスポーツマンシップ。この精神が全世界の人に常に宿れば平和が達成される。スポーツが人々の気持ちを豊かにし、優しくし、平和をもたらすと確信した。これだけあらゆる競技を詰め合わせ、アスリートが一堂に会し、 人類の肉体の可能性を訴え、世界中の異文化の人達がスポーツの美しさ、戦いのおもしろさに引き込まれるお化け大会を作り出した人類にあっぱれだ。

 

 

2016.9.16夏起きた面白い出来事、戦い

横浜・藤平、履正社・寺島が先発回避して敗退した。BIG3最後の砦となった花咲徳栄・高橋も2人の轍を踏むことになった。しかし連戦のトーナメントでは休む必要があるので仕方がない。BIG3は3人とも先発回避の試合で甲子園を去ることに。横浜・藤平と履正社・寺島は2点リードでランナーを背負う場面、そして花咲徳栄・高橋は4点ビハインドで登板。リードされた状況で登板というのも同じ。

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