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理想的とは、凌いで、耐えて、その間に加点し、相手を黙らせたまま試合を終えるという戦い方だ。格下のチームは、相手にチャンスを与えてしまうと一気に試合を決められてしまう。格下のチームは、逆転することが難しいので、序盤の立ち上がりなど不安定な時に得点し、相手が上手くいかず、首をひねっている間に試合を優位に進め、焦りを生み出し、逃げ切る戦い方が常道となる。今夏、ノーシードの都立総合工科が、日大三相手にジャイアントキリングかと思われた試合も、そういう戦い方だった。
マスク拾いに見られる、相手への思いやりは、度が過ぎることがなく、その他にもケガした選手を相手チームが駆け寄り、コールドスプレーを用意するとか、見舞ったり、声をかけてあげたり、肩を貸してあげたりということで達成される。また、何よりフェアプレーによることが相手への配慮であり、正当な試合展開を生み、時間が長くなろうと気持ちの良い試合が達成される。
ONという存在は日本にプロ野球がある限り、永遠に語り継がなければいけない。と野村。犬猿とも聞かれる長嶋に対してこう発言していることから、野球への愛情、プロ野球への愛情が露わだ。自分のことを大げさに自慢する人のことは、嫌悪感を抱き、うさんくささを感じるもの。それが本当であっても、自分で言ってしまうと評価を落とす。逆に、人が言うと、途端に真実味を帯びたり、そうなんだへー。となる。そして人へ伝えられていく際、さらに尾ひれ羽ひれがつき、そのうわさも過大になる。言う人の評価が高いほど、あの人が言うんだからと人は信じやすく、広まる効果は大きい。
2017-11-9 野球戦略 ランナー1塁の時、ファーストがベースにつく理由
この理屈で言うとランナーが1塁に出て、ファーストがベースについてしまうと、定位置の時より1,2塁間が広く空いてしまい、ヒットゾーンが多くなることになる。そんな危険を冒してまで、ファーストがベースにつくのは、ランナーの注意を引き、先の塁への進塁を防ぎたい。ランナーをベースに引きつけておかないと、ヒットを打つ難しさより、ランナーが走るということの方が攻撃としては成功確率が高くなってしまうという理由からだ。だが、同じようにランナーの進塁を許したくないのに、ベースについてランナーを引きつけているのはファーストだけだ。2塁にランナーがいる時、ベースについているセカンドやショートは、あまり見かけない。3塁はつくこともあるが、離れていることが多い。なぜ、ファーストは、ベースにつくのか。
2017-11-10 野球戦略 ランナー1塁の時、ファーストがベースにつく理由Ⅱ
4つの塁のうち、キャッチャーから最も遠いのが2塁であり、2塁への送球が最も時間がかかる。そのため、2塁への進塁を許さないためには、なるべく1塁ベースへ引きつける必要がある。ファーストが1塁ベースから離れているだけで、1塁ランナーは、楽になりスタートを切りやすくなる。2塁ではセカンドもショートもベースにつかないのは、ヒットゾーンが広くなるのと、なによりそこまで引きつけなくとも3塁への盗塁はキャッチャーから近い分、刺しやすいから。ランナーが1,2塁もしくは満塁の際は、ファーストはベースにつかない。それは2塁にランナーがいることで、1塁ランナーは自由な走塁ができなくなるから、ファーストは、ベースを空けても平気なわけだ。塁が埋まっている状況では、前にランナーがいると、後ろのランナーの自由は制限される。
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