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2017.2.20日本の野球システム 高野連もいいことがいっぱいⅢ
松井は甲子園で22奪三振をはじめ、三振の山を築き、一躍、全国区のスターになった。松井が2年生のこの神奈川大会で初めて観たが、上背がないので、さほど威力は感じなかったものの、神奈川の強打者が松井の真っ直ぐとスライダーにバットがくるくる回る。これは注目のピッチャーだと思ったものだ。そしてスターとなった松井に雪辱を果たすべく、横綱・横浜は翌年、またしても準々決勝で桐光学園と相まみえる。この時の横浜高校のメンバーはレギュラーに8人が2年生という布陣で、3年生のレギュラーはキャプテンの一人だった。前年2年生だった松井に敗れた横浜が2年生主体のチームで3年生になった松井を倒しに来たのだ。これも、高校野球が紡ぐ輪廻でおもしろい。
2017.2.21イデホがいなかったから勝てましたとさ。
ソフトバンクはダイエー、もとは南海だ。球団身売り前までの南海といえば、最も弱小球団であった。それが、今やこの強さ。洗練され、かつての面影はまったくない。2015年の日本シリーズは3番柳田が怪我で不調、4番内川不在と3,4番を欠いていながら、セ・リーグチャンピオンを一蹴などと通常考えられない実力差を誇示した。ソフトバンクは2015年のドラフト指名はすべて高校生だった。2016年は、ドラフト競合必至の田中を外れてもいいと余裕で指名して5球団競合の中、引き当てた。戦力が豊富なので、長期戦略を余裕綽々で打っている。話題になる松坂を戦力度外視で数億払ってでも居させている。
2017.2.22”反対方向へ引っ張る” 行き先はボールに聞いてくれ
体の使い方は、ライトに打つ時もレフトに打つ時も変わらない。体重移動し、バットを反動させてヘッドを効かし、体を回してひっぱたくイメージ。詰まろうが先に当たろうがかまわない。当たれば、あとの行き先はボールに聞いてくれ。といった感じ。
2017.2.23精神希薄が招いた大事件
剣道にみられるように精神が重んじられるのは人を傷つけるのに、精神性を内包しないと理屈が通らなかったからと思われる。これにより、人の道としないとならなかった日本の武道。武士も、人を傷つけることを生業としていたため、卑怯を憎んだり、主君に尽くすことが徹底されたり、自分が死ぬ潔さを美として奨励されたりという精神の昇華がどうしても必要であり、教養を積んで行くことが生きる道となったのだろう。
2017.2.24”逆方向へ引っ張る” わかるかい?
逆方向へ引っ張る”とは違う打ち方での逆方向へのホームランが大谷。大谷は打ちに行くとき、右肩がぐっと入り、背中が左中間方向へ向く。さらに、ポイントが近い打者なので自然、左中間へ行く打球が質のいい打球になり、あのでかい体が軽くオーバーフェンスさせることになる。
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