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ピッチャーとしての素質 高校野球の不断の人気 判定の総括 日本球界の仕組みのいびつ 今週のダイジェスト

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2018-2-12 危うくピッチャーとしての素質に気づかないところだった

野球は、たまたまやりたいと思った子供や野球好きおとうちゃんの影響を受けた子供が近所の野球チームに入る。そこで、たまたま野球好きのおっちゃんが監督を務め、野球好きのおとうちゃん達があーしろ。こーしろ。あーでもない、こーでもない。と技術を教え込む。その中で、頭角を現した人材に名門のリトルリーグやその上のシニアリーグ、クラブチームなどを紹介していく。そして、その上は高校野球となる。つまりは高校の部活動だ。ここへ人材の育成をゆだねていくという段取りになる。高校の方は、学校の名を売ってもらうということで環境を用意し、実力を磨かせることになる。

 

2018-2-13 高校野球の不断の人気に頼る日本球界

ということは結局、プロの野球はアマチュアに、その素質の開花を委ねており、それを拾い上げるおいしいとこどり機関となっていることになる。アマチュア時代にその素質を見過ごしていたら、のちのプロの名投手も生まれなかったことになる。逆を言えば、アマチュアの、それこそ甘い目で失った才能、プロに届かなかった才能もあるだろうと予想できる。

 

2018-2-14 一度下した判定が間違っていれば、覆すことは何の問題もない 判定についての総括Ⅶ

一度下した判定が間違っていれば、覆すことは何の問題もない。一瞬の判断で出す決断を完璧なものにしろという方が無理な話であり、自打球だったのなら、判定を覆すことなどまったく問題ない。そもそもこのプレーは、覆したわけでもない。主審はフェアのジェスチャーをしていないように見える。つまり、プレーを継続させ、完結したのち協議に入ったのだ。そして出した結論が自打球だった。この自打球は、再現映像で見てもはっきりせず、しかも甲子園決定かという場面だったがために事が大きくなってしまい、それが故、今後の課題として突きつけられる形となった。しかし、一瞬で判断するには難しいプレーであり、映像でもはっきりしないようなプレーを協議して結論を出したのは、正しい姿勢だ。一旦、プレーを継続させ、協議に入ったことも正しい姿勢。勝ったと思った玉野光南に対する同情は禁じ得ないが、こういうことは起こり得るし、判断としても攻められるものではないように思われる。

 

2018-2-15 プロがやめてほしいと言うトレーニングを続けるアマチュア

体はプロに入ってから十分に大きくなるから、アマチュア時代にそこに重点を置いてほしくないということのようだ。しかし、プロに入るような選手は、体が大きく、伸びしろのある上位数パーセントの選手たちだ。こういう選手達は当然、プロに入ってから体がでかくなり、それとともに技術も上がっていく。しかし、高校で野球をやるほとんどの選手がプロへは行かない。高校野球で本気の野球からは身を引く選手がほとんどだ。そういう選手たちは、最も大きな舞台である高校野球で結果を出したい。すると、体重を増やして、強い打球を打ちたい、遠くへかっ飛ばしたい、速い球を投げたい、と思うことは当然だ

 

 

2018-2-16 プロは指をくわえて見ているだけ 日本球界の仕組みのいびつさ

高校野球でとどまらず、その先を目指す高校生にとっては、特に体重増の食トレはマイナス面がある。体重増により強い球を投げられ、遠くへ強い打球を打つことができるため、これを有効と考えがち。太ることは筋トレでもなり得る。多く食べ、重いバーベルを上げることで体重と筋力を大きくする。今の食トレはイコール、体重増と筋肉増に目が向いている感がある。これを繰り返すと体の成長が高校生時点で終わってしまうのだ。縦への成長。体重増は本当にやめてほしい。とプロ側が言っているのは日本の野球界の仕組みのいびつさによる。

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