毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

大谷も1人の生身の人間 国民栄誉賞の変わり身 育成ドラフトは雑草か 南海はダイエー阪急はオリックス 今週のダイジェスト

野球情報メールマガジン

https://twitter.com/yakyucolumn

 

2018-6-18 それでは大谷の能力全開にはならない 大谷も1人の生身の人間

この場では、日ハムが兼任を打ち出した時、つまり大谷1年目から言い続けてきたことだ。しかし、大谷が離脱したからと言って、“それみろ”というわけではない。毎日のように試合があるプロの世界で兼任をやっていては、大谷の持てる能力の全開は無理だから言っている。この宝を潰してほしくない一心だ。投げても、打っても超一流の大谷には、どちらでもハイレベルなパフォーマンスで驚かせてほしい気持ちはある。しかし、それでは大谷の能力全開にはならない。大谷も1人の生身の人間。だから、そこは観る側が多くを求めてはダメなのだ。観る側も冷静に、そして時に我慢をして、大谷の最高のパフォーマンスを楽しみたい。

 

2018-6-19 国民栄誉賞 政府の国民受けと世の風潮への忖度

これだけ乱発されれば、もう立ちしょんしても誰にも迷惑かけまい。今は、政府の国民受けと世の風潮への忖度となり果てた、通りすがりのイベントだ。国民栄誉賞ができたのは、偉大過ぎる王に対して、政府から何らかの形で表彰したいという主旨で創設された。だから、王に与えた時点で終わりでよかった。ところが、その後にも財産と判断された人材を表彰し、そのうち、あの人がもらっているのならあの人だって、ということになりその忖度と政府の国民受けのためのものへと変貌したのだ。

 

2018-6-20 大学ドラフト1位はエリート 高卒育成ドラフトは雑草 費やした時間と努力は一緒なのに

ことさら育成出身だと這い上がってきたように紹介されることになるが、例えば、高卒で育成ならそう雑草でもない。なぜなら、高校時代はドラフトにかからなかったり、あるいは無名の選手でも大学4年間で成長したことで上位指名されることはザラにあるから。育成期間を大学に進んで成長した期間と捉えれば、同じことだ。高校生の青田買いにドラフト指名するにはプロも慎重になる。育成といえど、高卒でプロから誘われたということは、その時点で才能を認められており、充分な野球エリートなのだ。

 

2018-6-21高校野球は高校生の野球の勝負や技術の進展を目的としていない リクエスト制度導入Ⅰ

この場で記してきたのは、「ものいい」のような制度がいいということだった。機械を神ととらえることを嫌い、判定を下す審判以外にも相撲のように4人、5人といったプロが同時に、そのプレーについて判定が下せるように配置して協議の上で判定を下せばよいとしていたのだ。プロがそれだけ集まり、落ち着いて出した判定はそれで納得いく。チャレンジ制度ができ、リクエスト制度が導入されたということは審判は間違えるということを認めていることになる。1人の判定に任せても間違いが起きることを万人が認めているから導入されたわけで人間の一瞬の判断に責任を負わせている限り誤審はなくならない。これは、審判個人の責任や審判個人の技量の問題ではなく、人間の能力の限界であるから仕組みの問題なのだ。

 

2018-6-22 球団身売り 南海はダイエー 阪急はオリックス

プロはチームにあまり愛着はない。そして、そのチームのイメージから自分のプレースタイルを選択したりその戦い方に自分のプレーが合っているからチームを選ぶということは少い。チームのイメージから愛称がつくことは多い。巨人や猛虎、猛牛、勇者は球団名からついたあだ名だ。オレ竜も。イメージからついた愛称と言えば、野武士軍団だろう。いてまえ打線やマシンガン打線もイメージからくる愛称だ。だから、こういうのを名前にしちゃった方が定着するかもしれない。西鉄野武士、横浜マシンガン、近鉄いてまえ。それで言うと、チーム名は必ず英語を代表とする外国語だ。複数を表す○○ス、○○ズが多い。ジャイアンツ、タイガース、ドラゴンズ、ベイスターズ、スワローズ、ライオンズ、ファイターズ、マリーンズ、イーグルス、バッファローズ、ホークス。ほとんどそうじゃないか。

野球情報メールマガジン

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP