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さらなる進化を大谷 150㌔ってどんな速さ? 野球心理戦 球の出し入れ 今週のダイジェスト

2018-9-17 大事なことは復帰することでなく、さらなる進化 大谷岐路Ⅷ

一番大事なことは復帰してくれることじゃなく、さらなる進化をしてくれること。大谷が一流選手の1人に過ぎないのなら、このまま続けても、手術してバッターをやりながらピッチャーとしての復帰をしてもいいし、このまま様子を見ながらバッターでの姿をみせる選択でもいい。だが、大谷は超一流であり、さらにその超一流をも飛び越えた初めて見た選手だということ。そのパフォーマンスの最大発揮はどこまで行くのか。その可能性の追及が求められる。すでにチームへの勝利のための1選手という域を超えて、人類の肉体の可能性の追求という選手だ。復帰すればいいということにどどまらない。

 

2018-9-18 スピードガンは参考まで 150㌔ってどんな速さか説明してよ

スピードガンは参考までだ。あれ、速そうに見えるけど、たいして出てないんだな。とか、あんなに振り遅れているのに球速表示はたいしたことないな。とか、150キロだけどバッターに振り切られているな。とか、の判断の参考として用いるのがよい。そもそも140キロとか150キロとか、どんなスピードかわからないはずだ。150㌔のスピードを生活の中で見ているわけではない。140㌔も130㌔も。身近にあるのはせいぜいが、オートバイや車のスピードくらいだろう、意識できるのは。それと、打席での投球と比較できようか。イメージがあまりにも違う。それは、擦り込まれたものだ。「160㌔出すなんてはえ~」などと感想を漏らす者も実際にプロの球はおろか、高校生の速い球すら打席で見たことがない人が言っている。子供のころからスピードガンに慣れ、テレビや新聞の報道の仕方に洗脳を受けたと言える。そして、スピードガンが瞬時に表示する数字が正確かはわからない。

 

2018-9-19 野球は心理戦で読み合い 野球は打って、捕って、投げるだけじゃない

野球は打って、捕って、投げるだけじゃない。むしろ心理戦、間、情報の方が拮抗した実力の時はモノを言う。この場では、高校野球で勝つためには体力、経験、情報の3つが大事ということを記した。ただ、情報戦線に制限をかけないと、あらゆる科学技術を駆使し、そちらに傾きすぎることを避けたい狙いがある。先日の国際戦では通信端末をベンチに持ち込んでいるチームがあった。高校野球では名門校は情報収集に重きをおく。首を一回振ったら牽制は来ない。インコースのあとはアウトコース。キャッチャーが膝をついたらストレート。など映像を確認しながら、分析する。

 

2018-9-20 高校野球もリプレー検証をしている リクエスト制度導入Ⅵ

2塁塁審が守備妨害と言い、さらに審判団協議を経てまで出したジャッジを裏の人との打ち合わせで覆るということはリプレー検証したのだろう。映像でないとすれば、現場の審判の判断が控えの審判や高野連関係者の大勢とかけ離れた場合、検証、助言が行われるというシステムなのだろう。プロのように明確なルール変更として名称を固定してのものではなく、公にしてはいないが、内内で対応しているのだろう。高野連が録画再生を見て、それを審判団に助言しているのかも。

 

2018-9-21 球の出し入れ ストライクだけで勝負しない技

球の出し入れという専門用語。コントロールに良いピッチャーの特徴で、特に球威がないピッチャーに見られるこの技。出し入れとは、簡単にはストライクをストライクコースへ、ボール球をボールコースへ意図して投げることを言う。球威がないピッチャーに見られる理由は、球威がないのでストライクコースだけに投げていては打たれてしまうので、ボール球を使わざるを得ない。球威だけでも抑えられるピッチャーはどんどんストライクコースに投げて行き、空振りをとったりフライを打たせたりで打ち取ることができるので、ボール球を投げる必要がない。

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