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日本シリーズ振り返り 今週のダイジェスト

2019-10-20 日本シリーズ第一戦 ソフトバンクが先勝

6回絶対に出してはいけない先頭を出してしまった巨人。それも1番で脚のある牧原を長打で。こうなっては1点は仕方がないという守り方、投手起用を巨人は考えるところだろう。2点差までなら、そんなに落ち込む点差ではないが、3点離されるときつい。そこをフォアボールとデッドボールで満塁にしてしまった。本来は、ランナー3塁時点で、ワンポイントを送ってもいい場面だが、エースを替えることはしなかった。そのあとにコントロールを乱して2人を出しているので結果的には巨人がラッキーで終わったイニングだろう。ソフトバンクはここでもっと点が欲しかった。

2019-10-21 日本シリーズ第2戦 松田の先制ホームランは脚が生んだもの

この松田のホームランは、周東の脚を警戒して、1,3塁としてしまった巨人が初戦を落としている状況で、終盤の接戦、点をやりたくないという心境から思い切った攻めができなくなり、生まれたことになる。さらに、ホームランを打つためには打つべき球を打つのだ。甘い球をミスショットなく、捉えてこそホームランが生まれる。打てるコースに(ストライクコース)球が来てこそ、打者は力を加えることが出来、弾き返すことが出来る。そこへ投げてしまう状況ができてしまったということ。2死ランナーなしなら松田への攻めは全然違ったものになり、ホームランは生まれていなかったかもしれない。

2019-10-22 巨人に恐るべきプレーが飛び出した

このシーンは1塁ランナーの丸のミスだ。満塁で岡本のセンター深くへの打球に3塁ランナーはタッチアップの構えをとる。2塁ランナーもそれでいい。そこでセンターが落球したからといって、ホームまで還ってこられなくてもいいのだ。点差は4点ある。2点獲る必要はない。この回は最終回だから、点差を詰めても仕方がないのだ。これが9回以外だったらランダウンもあり得るだろうが、9回だけは違うのだ。6点獲らなきゃ意味がないのだから、1点を獲るために先の塁へ行く必要はない。とにかく、6点獲るための走者を溜めなきゃいけない場面。センター深くへ飛んだとしても、ひとつ塁を進めるだけでもいいのだ。大ミッションはアウトにならないということだから。

2019-10-23 日本シリーズ第3戦 本当にこれが日本一を決める試合なのか

得点シーンは右ピッチャーから左バッターの亀井が先頭打者ホームラン。それに対して左ピッチャーから右バッターのグラシアルのホームラン。追加点となる3回は左ピッチャーの高橋から右打者の3連打。その後、ホームランを打っているグラシアルに右ピッチャーを充てたところで後続を退けた。さらに同点となる2打席連発はまた、右ピッチャーから左打者の亀井だった。1,2戦は先頭打者を出すことにより得点につながるという展開で、3戦目は右ピッチャーには左打者、左ピッチャーには右打者が攻略。この3戦全て野球の定石通りに試合は展開している。

2019-10-24 日本シリーズ第4戦 阿部の引退試合

左ピッチャー先発で阿部をスタメンから外した巨人。こうなれば、このまま終われない。阿部をもう一度グラウンドに立たせなければいけない。それも、負け試合の代打などではなく、勝負のかかった場面で、できれば明日以降もスタメンで。

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