毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

凡打のほとんどがミスショット ワンポイント消滅 プロ野球のボール交換 ダイジェスト

2019-12-2 凡打のほとんどがミスショット 成功体験Ⅱ

スピードある丸い球を丸まっているバットのわずかなスイートスポットに当てて、それもタイミングよく弾き返す必要がある。さらにそれらがうまく行っても、野手がいないところに落とさなければいけない。自分が1塁に到達するより相手が早く処理できないところに、と、こういういくつもの条件をクリアしなければいけないから打てないということになる。凡打のほとんどがミスショットなのだ。ピッチャーにやられたというケースの方が少ない。

 

2019-12-3 プロ野球ボール交換の変遷

一昔前のプロで、捕球したファーストは相手の1塁コーチャーにボールを渡してた。要するに、受け取った1塁コーチャーが自軍のピッチャーに渡すことになるので自然、ボール交換は行われないことになる。他にも、ピッチャーが打席の時、三振するとキャッチャーはその三振した相手ピッチャーにボールを渡していた。ピッチャー以外が三振した時は、キャッチャーがマウンドへボールを転がしていた。ここは一昔前の高校野球と一緒だ。土のグラウンドでもこれをやっていたから、当然ボールには土がつくことになる。汚れることになる。今は、投球がワンバウンドした時点で交換だ。少しでも土がついたらボールを交換することになる。大きな違いと言えよう。

 

2019-12-4 天才の称号

イチローは、いわばそれまでの常識からは逸脱した打撃技術でいきなり、200安打を超えるという偉業を達成した。他にも足の速さ、守備範囲の広さ、肩の強さと全てで超一流のプレーに今まで見たことがない選手として人々を驚かせた。故に天才と称号されることになる。これらは積み重ねにより生まれたもので、イチローとしては幼少期からの鍛錬の賜物であるが、観ている方には衝撃として映った。

 

2019-12-5 天才の称号Ⅱ

本当の天才とは何もないところから生み出せる人のことと言える気がする。どうしてそんなことができるのか、何の関連も見いだせず、突然変異のごとく画期が生み出されること。ただ、こんな人物は本当に稀で、数世紀に1人とかいうレベルの天才だ。1+1は2と今では誰でも知っている。しかし、これを最初に見つけ、定義づけした人は天才と言えることになるのだろうか。これまであったものをいろいろ取り込み、混ぜて発展させ、見たことのないものを生み出すことも天才と言われる。

 

2019-12-6 さよならワンポイント

MLBでワンポイント登板を難しくするルール改正がなされるようだ。単なるルール改正ではない。長く野球の仕組みとして規制されていたものを変えるので、競技自体を揺るがすルール改正だ。コリジョン、リクエスト、ストライクボールの順番などとは質を異にするものだ。球数制限というものも同様であるが、これは国際戦のみに適用されている。国際戦は、各リーグ戦と違い、選手の本職の場ではないということと集められたピッチャーが皆、実力があるので球数を制限することも容易に受け入れられる。

野球情報メールマガジン

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP