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県相の奇跡 佐々木登板回避 論点はそこじゃない 解決方法は簡単 今週のダイジェスト

2019-7-28 県立相模原 連日の奇跡はならず

県相は昨夏の試合を再現し、今年こそ。東海大相模は昨夏を教訓に、本気で対する。とは言え、東海大相模としては横浜が消えてくれたことはすごく楽になった。横浜がいなくなった時点でおそらく、もう甲子園をほぼ手中に収めたと思っているはずだ。天池は横浜、東海大相模と神奈川の両横綱と連戦になってしまったのも不運だ。東海大相模が他の強豪とぶつかり、取りこぼしていてくれていたら、わずかな可能性が大きくなっていた。日大藤沢、桐光学園あたりなら、もっと良い勝負ができたはずだ。横浜と東海大相模を続けて倒さなければいけないのはきつい。台風が近づき、雨も予想されたのに、晴れてしまったのも、プラスではなかったろう。ピッチングは良かったので、休養は関係なかったと言えるが、それでも調整の時間がもてた方がよかったはずだ。

 

2019-7-30 勝利を得るためには リスクを負う デッドボールも厭わない

抑えるためには、デッドボールになりそうな厳しいコースに投げなければいけない球威だから、少しのコントロールミスでもバッターに当たってしまうということ。その辺を狙わなきゃどうせ抑えられない。どっちみち打たれるんだから投げなければならない。もしくは真ん中を狙った球がデッドボールになるのなら、そもそも力量が低いのだからその程度のコントロールなら、どうせ負ける。それがうまく厳しいコースに行って初めて奇跡が生まれる。そしてやっと、勝利を得ることができる。

 

2019-7-31 佐々木の決勝登板回避 論点はそこじゃない

高校生の当事者に言わせれば、俺達の部活動にいちいち首を突っ込んでくるなよ。人に見せるためにやっているんじゃないんだ。と言いたくなる。各チームにより目的、目標、方針があるわけで、それは自分たちにとって良いと思われることを、選択している。外部の人間には計り知れない。アマチュアの活動に外から騒ぎだすのは、ほっとけっていう話だ。なんせ、所詮高校生の部活動なのだから。余計なお世話以外ない。

 

2019-8-1 高校野球の目的 誰のためにあるの

たかが、高校生の部活動に、こうも外部がドヤドヤ踏み込み、ガヤガヤ喧しいのは新聞やテレビがそういう作りをして、さあみんなで感動しなさい、さあみんなで高校生スターを楽しみなさいとしたから。メディアは、そういう素材を見つけたら、盛り上げたい。あるいは作り出して、興味を持たせたい。それに乗っかった見ている側は、勘違いしちゃった。テレビの中ではエンターテイメント、球場では劇場だと。プロ野球選手のほとんどが高校野球を経験するから、高校野球も興行の目で見てしまう。

 

2019-8-2 登板回避は日程緩和ですぐに解決できるが、それだけで事は済まない

論点は登板回避が賛成か、反対か、是か非かということではなく、高校野球はどういう姿勢かということ。高校野球の姿勢とは高校野球の目的ともいえる。登板回避が問題になるなら、やり方変えればすぐに解決する問題だ。知恵を出し、仕組みを変えればいいだけの話。人の力でどうにもならないことなら賛否が生まれるが、仕組みを変えればいいことに賛否は関係ない。

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