毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

高校野球 出場辞退 目指すはどこ? 甲子園 追悼野村克也 今週のダイジェスト

2020-2-10 不遇から復活そして溝・・・高校野球 出場辞退 対外試合禁止Ⅲ

しかし、見事な復活劇を見せ、念願を成就させた。共に甲子園出場をした一つ上の先輩と一つ下の後輩に挟まれ、対外試合禁止という天地の不遇を受けた世代の人達は、後輩たちの大願成就に喜んだものの、愚行の先輩との溝は埋まらず、長く過ごした。今もそれは埋まっていないかもしれない。

 

2020-2-11 甲子園に出たいというのは比喩

高校野球を志すにいたった理由として、幾多の名選手、幾多の名勝負と同じ舞台でやりたいというのもある。動機でもあるし、憧れではある。しかし、一度足を踏み入れた高校野球の世界では、甲子園出場を目標として念頭にはあるものの、毎日の練習や試合を繰り返していくと、目先は、勝ちたいということの方へ移る。敗けたくないという気持ちだ。これまで積み上げてきた俺達の力で相手に勝ちたいということ。

 

2020-2-12 目指すはどこ? 甲子園に出たいというのは比喩Ⅱ

そして、名選手が、ここで野球が終えてもいい、ぶっ壊れてもいい、という感情になるのは一時の事で、それは貴重な青春の2年数か月を濃厚に過ごした仲間や時間があるからそういう感情になるだけで冷静に時間が経てば、よかったと思える。逆に壊れてしまえば後悔に至る可能性の方が大きい。早まった、若かった、と。一時の感情だ。観ている人たちだって一過性の話題であり、大騒ぎした温存を今、話題にしている人は誰もいなく、その時が来た時だけ、同じようにまた騒ぎ出すだけ。

 

2020-2-13 テスト生からクビ宣告、三冠王へ 追悼野村克也

石井をドラフト1位で獲得し、春のキャンプではブルペンで投げる石井の横を歩きながら「金の卵。」とうれしそうにカメラに向かい語りかけていた。その時点でプロの1流の球がなければ金の卵とまでの評価にはならないと思われる。新人の割にはいい球くらいだったら、金の卵とまでは言わない。その時点で、石井の最も特徴であるサウスポーからの速球が既に1流のものでそれを18歳時点で投げていたということは、将来、大変なピッチャーになると感じたのだろう。

 

2020-2-14 日本シリーズというのはキャッチャーのためにある 追悼野村克也

今日は一番弟子と言える古田。古田には、肩は1流、バッティングは2流、リードは3流、と評した。古田入団時、ヤクルトには正キャッチャー候補が数人いた。その中から古田を育てることにしたのは、肩の強さとキャッチングうまさがあったのでは。キャッチングに関しては、後に、なんちゅううまい奴なんだ。もう惚れ惚れする。と発言している。キャッチャーが決まれば、チーム作りの半分は終わったようなもの、としていた。

野球情報メールマガジン

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP