毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

ボールは振らない 誹謗中傷 昭和名球会 名門の腹立たしい敗戦 今週のダイジェスト

2020-6-8 ボール球を振らないことくらい素人でもできる

ストライクが入らないピッチャーに打ちに行って助けるなどという本当にレベルの低い、見ていて腹立たしくもなるプレーだった。3人のランナーはフォアボールで出たもの。そして、西岡への投球もボールが2つ続いた。3球目の高めのボール球を打って出て、ファールにしている。ストライクが入らないのだから、立っていればいいだけだ。プロでなくとも誰でもできることができなかった。西岡はスターとして生きてきたので、満塁の場面で、目立とうとしてしまって打って出たのだ。相手がストライクが入らないという状況ならば、打つという確率の低い作戦を選択することは分析や戦略をもって高度な野球を常に追求しなければいけない立場のプロとして普段からその意識があるのかと言いたくなる。

 

2020-6-9 高校野球は感動させてくれなきゃダメ 誹謗中傷の熱

高校野球は高校生の部活動なのだから外部の人間には本来、関係ない。高校生の部活動の出来事を暴力行為や飲酒、犯罪でもないのに大騒ぎするなら、対象の立場を慮り自身の立場を鑑みる一呼吸が必要となる。普段は教育に関わっていない、見向きもしていないのにアマチュアのそれも高校生の部活動に夏になった途端、ちょっと気にかかったことには外部から参加していい権利を突如手にしたかのよう。やっている側からすれば、俺たちの活動にいちいち入り込んでくるなよって話だ。テレビ中継だって、選手たちの意向は聞いていない。いわば、出演料も払わず、勝手に放送している。

 

2020-6-10 昭和名球会

初の2000本安打を達成した川上は大正生まれなので名球会の人間ではない。そもそも発起人の金田が先輩が入ると面倒くさい、あるいは先輩が主導権を握るのがいや、として、昭和生まれ限定にしたとされる説がある。だから、川上を入れないためともされている。入会条件は最近の野球戦略の変貌とともに、条件が変わってきた。200勝と2000安打以外にも、セーブ数が加わり、上原の100勝、100ホールド、100セーブに合わせた条件も検討されている。

 

2020-6-11 名門の腹立たしい敗戦

高校野球のトーナメント戦で最も悔やしい思いをするのが、自分たちより実力が下と思われるチームに敗けた時だ。悔しいというより、腹立たしさと信じたくない気持ちで泣き崩れる。特に、名門と呼ばれるチームが、例年それほど実績がないような公立校に敗けたときなどがまさにそれ。終わっても、信じたくないから敗けたと思わない。だって、投手力も得点力も守備力も勝っているのに、試合では敗けと出てしまっただけだから。野球にはこれが起きやすい。いわゆる番狂わせというやつだ。野球で起きやすい理由は、勝敗をピッチャーが握っているから。

 

2020-6-12 名門の腹立たしい敗戦Ⅱ

この各下チームに敗けるということで、よくあるのが温存敗退がある。連戦を考え、エースを温存したら敗けてしまったということだ。昨年、佐々木を温存して決勝で敗れ、その是非が話題になった大船渡高校このケースに当てはまらない。それは、あの時の大船渡高校は佐々木が投げなければ勝てないという相手だったからだ。ここで言うのは、エースを温存してもうちの方が実力が上、という場合のことだ。思わぬリードを許してしまい、焦ってエースを投入して、以降は抑えたものの攻撃陣が追いつけず、時すでに遅し、あるいは戦略失敗により、思わぬ敗戦に涙というケースだ。

野球情報メールマガジン

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP