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野球選手に顕著な体質 走り込みの野球 真中のドラフト 新庄のジレンマ 大谷の常識外 今週のダイジェスト

2021-12-20 優れた野球選手は長い距離を走ることが大嫌い

野球選手が体をでかくし、長距離に適しないのはその競技に合わせた結果だ。もしくは、その競技の特性がそういう人間を欲している。その競技のルールが体型、体質、を決めるということだ。長距離を走り、息も絶え絶え、たいして速くも走っていないのに倒れこんでしまうのは筋肉の質なので、だらしないとか能力がないとかいうものじゃない。男が女に、女が男になれないようなもので、もう無理なのだ。体の特性がそれぞれ違うということ、そのかわり、瞬発的に大きな力を出す能力は高い。

2021-12-21 走り込みの目的は勝つため 苦しい思いをするためじゃない

目的はアウトを獲る球を投げる、また、試合に勝つ投球をする、ということだから、それに合うトレーニングを発見しているならば、それをすればいい。ランニングは時間がかかり、効果は少ないかもしれない。そして、ランニングが苦手な人にとっては、失うものが大きいリスクがある可能性がある。必要と思ったらやればいいし、代替が効いたり、もっと効率がいいやり方が合ったりするならそれでいいし、効果がないわけではないのだからやるべき分をやればいい。走り込みによりピッチング能力が上がると実感している人も多くいるのだから。

2021-12-22 白地をはずれとせず、はずれと書いておけば間違えない 真中のドラフト

はずれの白地にはドラフトの刻印はなされている。真中はこれを当たりという表示だと勘違いしたらしく、腕を挙げてしまった。この時もはずれとかダメと書いておけば間違いはないわけだ。わざわざ白地=はずれという暗黙表示を用意するから間違いが起きる。しかし、ドラフトはスーパーの時の株主総会とは違い、エンターテインメントであるからこういうハプニングは話題になり、さらにおもしろいイベントとして興味を浸透させるのでこのほうがいい。

2021-12-23 新庄のジレンマ

奇抜とは今までにはないこと、それはつまり、確率の低い選択をした場合のことを言う。これまでの常識とされるものを逸脱しても、根拠があれば奇抜とは言わない。この場面では、そういう作戦をとるケースはこれまではなかったよね、というものでも確率や根拠、そしてたとえ上手く行かなかったように見えてもこれからにつながると思う作戦や方法をとった場合、奇抜とは言えない。見ている人たちの感覚になかっただけで、本人には根拠があれば奇抜ではないのだ。

2021-12-24 新庄は常識外か 大谷は常識外か

大谷の兼任が常識外という言い方をされるのは今までやった人がいなかったからだ。しかし、プロのピッチャーになるまでの運動能力の持ち主は当然打者としても能力が高い人が多い。そういう人達がやってこなかったのは、シーズンの長丁場を両方で体力を消耗するよりピッチャーに専念してパフォーマンスを高めることが選手としての価値を最大にし、かつチームへの貢献が高くなると判断しての事だ。ただやろうとするならば、多くのハイセンスピッチャーはどちらもできる。

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