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高校野球の目的 令和初のセンバツ 超高校級エースで敗ける高校野球 野球の試合時間は長くなるもの 今週のダイジェスト

2021-3-22 高校野球は技術の向上も勝負の行方も目的としていない

センバツがはじまっている。ここまでの数試合ですでに、え?と声が出てしまう判定が見られる。いつまでも変わらず辟易させられるのがボール球をストライクとコールする主審だ。1試合観ていれば1度や2度でなく、全イニングでボール球のストライク判定が繰り返される。ボールふたつは外れていてもストライクなのだ。これは、高野連の方針があるとしか思えない。そうでなければ、これだけ長く、ひどいコールが続きはしないはずだからだ。

2021-3-23 令和最初のセンバツ 平成は最初も最後も東邦

平成最後を締めたのも東邦だった。中日ドラフト1位の石川がエースで主砲としてのセンバツ優勝だ。平成最初の優勝投手・山田も中日に入団している。石川はお父さんも東邦OBだ。平成最初の甲子園を制した時、お父さんはベンチ入りできなかったが、メンバーの1人だそうだ。お母さんも東邦野球部のマネージャーだったそうで、親子で平成の最初と最後を制したことになる。ところが、その東邦は令和最初となる、夏の大会を愛知予選2回戦で敗れてしまった。それもまさかのコールド敗け。センバツ覇者が夏の地方大会のこんな早い段階で、コールドで終わるというのは過去にないのではないか。
 

2021-3-24 超高校級がいるのにあっという間に敗ける高校野球の怪

過去には、夏、全国制覇した前橋育英が秋と春の群馬大会で初戦敗退したということがあった。夏の日本一チームが秋、春の地方大会で初戦敗退したなど、おそらく高校野球史上初めての出来事になるだろう。夏からは新チームになり、日本一のチームとは選手が替わっているとはいえ、日本一チームが地方大会の秋、春と連続して初戦敗退だから。この時の前橋育英は夏も2戦目の3回戦で姿を消した。それも後に西武ドラフト1位で今年は開幕投手にも指名されている高橋光成がいたにもかかわらず。

2021-3-25 プロは延長なし 高いレベルの野球の試合時間は長くなるもの

サッカーが3時間の試合時間を設定されていたら、選手はペース配分を考えるか、チームは多くの代えの選手を必要とすることになる。ペース配分をするということはパフォーマンスを抑えるということだから、意味のない時間が出来るということになる。それならば、時間を短くすればよくなり、短い時間で人の興味を引くことができる娯楽として完成するなら生産性は高い。間をダラダラした時間と捉えられがちなのは、考えていることがわからないからだ。映像はプレーの質を印象付け、頭の中は伝えない。頭の中を映さないので、後日談や証言、選手同士の評価が情報として価値を持つことになる。スポーツであるのに、その競技に興味を持つのではなく、ことばに興味を持つということだ。観戦中に考えていることまで伝われば、後に伝える雑誌や引退した人たちのyoutube大幅に価値を失うだろう。

2021-3-26 リバウンドを制する 野球用語のリバウンドは?

大きくしてきた身体を緩めることで、デブ体型になる。それを、キャンプに入る頃までに自主トレで引き締めて行き、シーズンに入る頃に戦える身体に仕上げていく。この過程をリバウンドと言えばリバウンドか。落合は夫人からホームランを打つ人達はみんな大きいじゃないと言われ、腹が出ることもいとわずに身体をでかくした。つまり、仕事のために食べたのだ。引退した後はもう必要ないので絞ったことで、監督をやっている頃はユニフォームが似合わない体型になった。やはり野球のユニフォームは横に大きい身体の人が似あう。

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