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ランナーの基本の動き 高校生ドラフト組を追い越すか 大卒ドラフト 早川 佐藤 牧 校歌は勝者への敬意 今週のダイジェスト

2021-4-12 目を切って喜んでいる場合ではない、ホームに還るのが仕事 ランナーの基本の動きⅡ

WBCでオランダの選手がヒットを放ち、ランナーを溜める働きをしたものの、外野からの返球がキャッチャーへ戻り、キャッチャーが捕球すると喜んでベンチや客席へアピールしてしまった。オーバーランをして、1塁へ戻る時、歩きながら目を切り喜んでいたので、キャッチャーからの送球に気づかず、刺されるという大チョンボをだった。日本人でこれをやったら、こっぴどく怒られる案件であり、自身も恥ずかしいこと限りない。

 

2021-4-13 高校生ドラフト組を追い越すか 大卒ドラフト 早川 佐藤 牧

プロが開幕し、昨年のドラフトの目玉だった早川がローテーションを守り、佐藤は場外ホームランで話題を作っている。また、横浜2位の牧が高打率に高出塁率でホームランも4本となっている。この3人は大卒ルーキーだ。大卒選手のドラフト上位指名は即戦力として獲っているのでチームとしても、その活躍を計算に加えて戦略を練る。一方、高卒選手は青田買いであり、清原や松井、松坂、大谷クラスの大物になれば、いずれスターになってくれるものと確信して指名するが、それでも1年目から戦力とは思っていない。しかし、高校生はやはり甲子園という世間に幅広く知られる100年にも及ぶ伝統ドラマがあるので、そこで活躍した選手は認知度があり、ファンがつきやすくなる。大学生や社会人の大人を指名するよりファンは注目し、応援したくなるものだ。プロ側もそういう選手を育て、ファンを引き付け増やしたい心理が働く。

 

2021-4-14 高校生ドラフト組を追い越すか 大卒ドラフト 早川 佐藤 牧Ⅱ

大きく思い切り振るのでどうしても球の見極めは拙くなる。ボール球に手を出すので、ピッチャーはどんなに遠くに飛ばされようとさほど怖くはない。場外ホームランと言わずともホームランでさえ何十打席に一本ということになるから。場外に飛ばされようとギリギリ入ろうと、点数に差はない。ボール球に手を出す打者は与し易いのだ。ただ、それも考え方だけで手を出さなく、改善できるものなので、これからよくなっていくはずだ。それでも左ピッチャーには苦労する。

 

2021-4-15 響く校歌は勝者への敬意

選手がよく口にする、「甲子園で校歌を歌いたい」という表現は歌いたいのではなく勝ちたいという意味だ。勝った上で母校の校歌を高らかに響かせて初めて意味がある。オリンピックで日の丸を掲げたい、国家を歌いたい、というのも勝負に勝ちたい、という意味だ。選手は負けて歌いたいなど誰も思っていないし、学校関係者もそれで歌いたいとは思わない。そして勝ったチームの校歌を聞くということが勝者への敬意だ。オリンピックでセンターポールに国旗があがるというのも、金メダリストへの敬意であり、その金メダリストを生み出した国家への敬意だ。

 

2021-4-16 やり直しがきかないアウトコール プレーを止めない判断をする審判Ⅴ

たとえば、2死2塁で内野ゴロに1塁がはっきりしないタイミングの時、審判がアウトと思ってそこでアウトをコールしてしまうと、守備側は全員が力を抜いてベンチへ戻ろうとする。ここで2塁ランナーがホームへ突っ込んでいても、無視していい。だが、セーフコールをすれば、1塁手はホームへ送球するだろう。こうしてプレーは続く。セーフコールをすれば、2塁ランナーの生死にかかわらず、終わってから見直せばいい。アウトコールで、セーフに覆った場合、後のプレーがどうなっていたかわからない。だから、審判はアウトだと思っていてもセーフをあえてコールするよう変貌しているかもしれないということ。

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