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勝負の世界で邪魔な情熱 引退のタイミング 食べながらの野球観戦 会心のスカウト 今週のダイジェスト

2021-5-3 情熱が邪魔をする 勝負の世界はいつまでもお前を必要としないⅢ

プレーや競技に対する情熱、愛情があるのは結構だが、それならば他にもできることがある。何も試合に出ることだけが貢献ではない。そして試合に出るということは最もスポットが当たり、最も前線となるのでそこは観るものに訴える力が必要になる。それは、新しい顔であり、新しい可能性であり、新しい能力なのだ。政治家に言える事と共通する。情熱が災いになるのだ。

 

2021-5-4 引退のタイミングを誤ったイチロー 勝負の世界はいつまでもお前を必要としないⅣ

黒田は球団のみならず広島ファン、さらには野球ファンから恋われて20億のオファーを断り復帰、育ててもらった広島に恩返しをと考え、2年間を共に2桁勝ってローテーションピッチャーのままだった。優勝させたことで責任を果たしたと身を引いた。男の仕事を完遂させて、引退はかっこよすぎた。引退はタイミングが大事となる。名選手、スターほどここを誤ってはダメだ。イチローは、タイミングを誤った。スターの引き際は、美しさが大事だから。

 

2021-5-5 野球そっちのけで食べる野球観戦

お前らのためにだけある場所ではないのに、そこを占領しているだけでもう迷惑だ。その場所を整備し、管理するにはお金がかかる。食べ、飲み、酔うことをそこでやることなど想定せず作っている。それらを棄損し、衛生、安全、美観を大きく損なうことになる。大迷惑だ。同じように野球場でも飲食が当たり前だ。野球を楽しんでもらうための場に凝った料理を用意するから、試合そっちのけでそちらに興じる。野球を経営している側が野球に集中させないというスタジアムつくりの矛盾。

 

2021-5-6 野球を本当に楽しもうと思えば食ってる暇はない

球場で食べることがコンビニ前で食べることや電車の中で食べることのように恥ずかしくないと認識されているのは、プロの球場がそうしている影響だ。プロは、飲食を含めてエンターテインメントとして球場を作り、演出、創造している。球場全体がテーマパークとなっているから。だから、提供する側がそう作っているのだからいいということになるが、アマチュアの観戦でスタンドを食卓にするのは、やっぱり気持ち悪い。

 

2021-5-7 会心のスカウト あいつがこんなに成長するなんて

会心のドラフトというのは競合するような選手を見事引き当てることと、下位で目を付けていた良い選手をどことも被らず、単独指名出来た時ではないか。強行指名により、それまでの本人の意思を覆しての入団はさほどすっきりしないように思われる。競合するような選手を引き当てることができる場合は、リスクを冒しているので編成部はホッとする。外した場合、他に獲りたかった選手を既に他のチームに決まっていることが多いから。下位指名でよい選手を獲得できた場合は、スカウト冥利に尽きるだろう。他チームの指名の動きを見ながら、そしてこれまで注目してきたことから、しっかりと囲い込めれば快心の仕事だ。

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