2022-11-21 代わりはいくらでもいるから 戦力外通告と入団拒否
ドラフト前から拒否するのはそもそもプロ入りを希望しない、というもの。その理由としてはプロで通用する実力がないと思っているから、まだプロ入りするのは早いので大学へ行ってから、アマチュア球界で成し遂げたいことがあるから、野球をこれ以上続けたくないから、野球で飯を食っていくつもりはないから、などが考えられる。指名後に拒否する場合は、希望しないチームが交渉権を引き当ててしまった、指名順位が低い、契約条件が低い、といったところか。
2022-11-22 日本シリーズのような短期決戦にみるWBCの楽しみ方
僅差であったり、星を取り合ったり、というシリーズだから熱戦だ、名勝負だ、とは言い切れない。接戦であっても名勝負ではなく、低レベルゆえに接戦になっているということもある。だからと言って面白くないとはならない。その采配や選手の心理について、考え勝負の行方を予想することが面白くさせる。
2022-11-23 プロならば難しいプレーも完成させたい そして大ケガへ
プロならば難しいプレーも完成させたいので、あっ!と思っても捕りに行く。アウトにしに行く。しかも通常、それが成功することが多いので、止める行為を選択しようとはしない。捕った方がかっこいいし、さばいたことこそプロだから。ところがそれを失敗すると、恐ろしくブサイクになる。要はキャッチボールを後ろに逸らしたという事だから。野球の基礎の基礎もできないプロという瞬間は本人にとっては恥ずかしく、思い出したくないプレーとなる。
ポゼッションという概念が発生するのはボールをホールドするスポーツに特有の指標だろう。ラグビー、ホッケー、ハンドボール、バスケといった球を取り合う競技はそれを支配している時間が長いほど、得点をあげる可能性を高くする。それに対して野球やテニスはボールを取り合わず、保持せず、解き放つ。これはちょうどボールを取り合う競技のシュートと同じだ。バレーボールもポゼッションあると言ってもいいだろう。
2022-11-25 野球選手の寿命は延びているのかⅡ 傑作選2017年4月26日
選手のレベル、野球のレベル、体格のレベル、情報のレベルといろいろなレベルが確実に少しずつレベルアップしている。だから一流選手で20年もやっていれば、入ったころのレベルとはかなり変わってきている。もちろんその選手自体のレベルもあがっていき、プロとしてプレーしているわけだが、自分のレベルはどこまでも上がっていくというわけにはいかず、全体のレベルの上昇についていけなくなる、あるいは追い越される瞬間があるのだ。