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高梨の違反 大谷の運命 高木美帆は大谷? どんなにすごい変化球も・・ 今週のダイジェスト

2022-2-14 規律は誰のため 高梨のスーツ違反

今回の高梨の場合は、ちょっとしたことで違反となったことであり、本人にはその意識がない。それも着るものが違反している程度のことなら、注意をして別の物を着させればいいだけだろう。複数人が引っかかったことからも本当に繊細で些細な部分と思われる。失格者ばかりを出すためにこの規律があるわけではなく、公平な勝負のために設定しているのだから実力者が失格にばかりなっていたら、それこそ公平な勝負とは言えなくなり、金メダリストにもケチがついてしまう。

2022-2-15 もともと大谷の頭になかったピッチャーとバッターの兼任

そして当時の日ハムは、特に栗山の方針だろうか、その時一番いい選手を競合しようが指名するというドラフトへの考えがあった。だから海外への強い希望を持っている大谷に対しても、いわば強行指名に打って出る。いきなり海外へ渡るよりうちへ来てじっくり実力を上げなよ、というメッセージだ。そこには宝となり得る逸材が海外で潰れてほしくないという考えもあったものと思われる。

2022-2-16 自分の道具に触られたくない職人たち

グローブはその人特有の型の付け方があるから他の人がグラブに手を入れると次に自分がつけたとき普段と変わってしまう。それが気持ち悪い。とは言え、それまで長く型をつけて来ているので、それで形が変わってしまうということはないのだが、相手から戻ってきてはめてみると、間口が広がっていたり、余計なところが折れていたり。気持ちは悪い。イチローはバットを他人が使うことを許さなかったとされていた。ある時、ダメだと言っているのにチームメートが勝手にイチローのバットを使って好結果を出した。イチローは喜ぶチームメートにも冷ややかに憤慨し、もうそのバットは使いたくないとあげてしまったとされるエピソードがある。しかし、本当か。

2022-2-17 どんなにすごい変化球もベースの上を通らなければ

スライダーだけ、フォークだけ来るのならベースの上を通らなければ手を出さない。どんなにキレが良くても。古田が人間の動体視力ではとらえるのが無理では、と言った佐々木のフォークもむしろキレが良く、見えない球の方が振らなくていい。振ってもらえなければ打者を打ち取れなくなり、逆に価値がないということになってしまう。

2022-2-18 5種目の高木美帆は大谷みたいなもの?

高木美帆が5種目に出場したことで大谷に例えたがる。全く違う。ピッチャーと打者は全く異なった動きをするので高木とは違う。プロのピッチャーになった人でも打つ方はアマチュア時代から全然ダメ、と言う人は多いものだ。一方、スピードスケートは専門の距離はあっても、他の距離は滑ることができないという人はいない。本気で滑れば、それなりにどの距離でもタイムは出る。

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