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ホームランは身体 技術を生かすにもパワーが必要 優勝ピッチャーと胴上げピッチャー 今週のダイジェスト

2022-2-28 レベルの高い相手に全力でぶつかる快感

対戦型の野球は相手のスキをついたり、失敗を誘ったり、だましたりという勝負だ。隠し球をすると卑怯とされるが、それは相手のスキをつくプレーであり、それは盗塁だって相手にわからないように走るし、配球だってストレートに見せて落としたりする。試合中ひっきりなしに出されるサインは相手にわからないようなプレーをする伝達だ。相手がエラーをしたら、つまり失敗をしたら、これ幸いとベースを周りまくる。左ピッチャーの1塁けん制はホームに投げるふりをしてファーストに投げるという完全な騙しだが、これはうまいと褒められる。

 

2022-3-1 ホームランは身体がそなわってこそ

ホームランの打ち方を教える人はホームランバッターである場合がほとんどだ。ホームランを多く打っている人にその方法を聞くのは当然と思ってしまう。ところがプロの中でもホームランを打てる人なのだから、その人の技術は卓越していて、真似しにくいかもしれないし、なによりも体が大きい。むしろ体の小さいプロ野球選手がホームランになった打席の打ち方を参考にした方がいいかもしれない。

 

2022-3-2 技術を生かすにもパワーが必要 ホームランは身体

体のでかさがあってこそ、もてる技術が生かされる。まずは強い打球を生むためのバットを振る力や体の大きさがなければ、技術もへったくれもない。技術が高いが、体が小さいのでプロにはなれない野球経験者は多くいるが、体が大きく、技術をもつのにプロになれないという人はいない。技術を生かすにも、体がなければだめであり、また技術をさらに高めていくために体の大きさ、つまりパワーが必要になってくるのだ。

 

2022-3-3 優勝ピッチャーと胴上げピッチャー

プロの超一流ピッチャーでも甲子園優勝を経験していないピッチャーの方が圧倒的に多い。しかも、そういう人達で高校野球を経験していないという人はまずいない。だから、高校野球を終えた後、ピッチャーとして大成しなかったり、ピッチャーを辞めたりしてもプロの超一流投手に対して、甲子園優勝ピッチャーということで上から見下ろすことができるものだ。

 

2022-3-4 甲子園優勝投手の定義 胴上げ投手の定義

甲子園で優勝するのに6試合を要するとして1/3の登板数で最後のマウンドにいたピッチャーを甲子園優勝ピッチャーとは言うまい。甲子園優勝ピッチャーは優勝に導くべく、イニング数の多くを投げ、勝利を重ね、かつ最後のマウンドにもいないと言わないと思われる。

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