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バッティング技術とは身体による 野球は一人で勝てる ファールグラウンドがボールデッドにならない野球 悔いなく高校野球を全うすることはない 今週のダイジェスト

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2023-6-27 バッティングはうまさ追求より身体をつくること

その技術で打ち返せるスイングスピードを獲得するために身体がいる。身体がなければどんな打ち方をしても球は弾き返せない。ベストスイングなのにヒットにならない。逆に技術があれば不本意な当たりでもヒットになる可能性がある。そのためにはまず、身体が必要。

 

2023-6-28 野球で勝つには俺一人で十分だ

9打席ということは一試合丸々、打席に立つということだ。27個のアウトが重なるまで一人の選手が打席に立つ。3割打者としてゲッツーや盗塁死、などを考慮しなければひと試合で40打席くらい周ってくることになる。バッティングに限れば、一人で可能になる。一試合丸々一人で可能というシチュエーションのチームスポーツは他になかろう。

 

2023-6-29 ファールグラウンドと言いながらプレーがつづく

テニスやバドミントン、バレーボールのように「打つ」という表現があるものはこのラインの外でバウンドしない限りインプレーという場合があるが、このラインを割って転がっているのにインプレーというのは野球だけだろう。特に暴投の場合は転がっている間、インプレーなのでプロの技術を持った大人の大男が赤ん坊やペットのように「待ってー」とばかりにボールを追いかけるという滑稽なシーンが発生する。

 

2023-6-30 悔いなく高校野球を全うすることはない

そもそも高校野球は野球選手の育成を目的としていない。野球人生は高校時代で完成するものではない。高校時代のたった2年数か月でつくりあげることは不可能であり、やり残したことだらけで次の人生に活かすことしかできないのが高校野球だ。ただ、ここまで巨大になった高校野球文化を文武両道や高校の部活動という意識だけで仕組みをつくっている現状は歪と矛盾が多く存在する。

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