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低反発バット 高卒ルーキーなんて オーバーランと守備妨害 今週のダイジェスト

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2024-4-8 確率を無視した戦いでの成功Ⅱ

アメリカ打線は右打者ばかりなのにわざわざ今永を先発させた。そして、長くは引っ張れない、と二回で降板させた。その後はずっと右ピッチャーだけだった。最初からそうしておいて、必要な場面に左ピッチャーはとっておけばよいのだ。攻撃は相手ピッチャーに関係なく左打者を並べ、守備は相手打線に関係なく右ピッチャーを登板させるという采配だったわけだ。結果、接戦を演じることになり、日本のファンに訴求する効果はあった。ここまで見越しての采配なら見事だ。

2024-4-10 低反発バットによるお遊戯

長打が出にくい今回のセンバツでは外野が前に来た。ワンヒットで二塁から還ってくるケースも減ったことだろう。ランナー二塁の場面で前に来た外野の前に転がったヒットを前進して捕球した外野手はかなり前からバックホームしており、それは内野手のすぐ後ろから、という表現をしてもいいほどのものだった。

2024-4-11 高卒ルーキーなんて計算にいれていない

大砲としてドラフト1位競合の清原、松井、筒香、中田、堂上、清宮といった選手たちでさえ例外でないのだ。高卒新人王となり、新人ホームラン記録を塗り替え、優勝チームの4番にまでなった清原も開幕はスタメンではない。高卒で開幕スタメンして、新人王になった立浪も打撃成績だけみれば大したことはない。高卒ルーキーとしては卓抜した守備力を買われ、打撃の方には目をつむった、という面があろう。

2024-4-12 菊池のオーバーランと東邦の守備妨害 再録

世間で多く口に上っている、菊池が慌てて戻ったから進塁の意思があった、という見方は間違いだ。多くのメディアや野球解説者でもそう言っている人がいるが、危険な見方だ。確かに、菊池が悠然と帰塁して、菊池本人が即座に中島を避けただけですよ、というアピールをすることが最善であり、そうしていたらアウトでなかったかもしれない。ではあるものの、菊池としてセーフになる可能性がある帰塁を選択したことも責められない。菊池が慌てて戻ったことを審判団が理由にしなかったのはよかった。そこを理由にしていたら、一気に審判団のミスということになってしまう。慌てて戻ろうが、悠然と戻ろうが、戻り方など選手の勝手だからだ。

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