2025-5-26 プレーの良し悪しを判断するのは自分自身 お前にはわからないよ
見た目にきわどく見えるタッチプレーでも鋭い感覚に従い、行くと決めたとき、本人には走っている最中から確信がある。絶対セーフになる、と。周りにはその感覚は分からないから暴走にも見えることがあるし、味方は大丈夫か?とかえっ?行くのかよ!、と思ってしまう。そして、審判はアウトとした。それは判定の間違いだった。これは失望と怒りが瞬時に沸く。野球人生でも何度もない瞬間を否定されたのだ。自分のセンス、経験、ひらめきを。
宮城は少年時代、ユニフォームがつぎはぎだらけだったり、ビニールのグローブを使って、電子レンジで爆発させたり、といったエピソードを持つ。そしてその風貌や愛らしい表情、小さい体といったところもあいまってイメージとしてはエリートと言うより成り上がってきたと思いがちだ。高校時代も同世代のBIG4と言われたのは佐々木、奥川、及川、西だった。ところが超エリートなのだ。
ピッチャーは毎日投げられないので、昨日、大勝したチームが翌日同じチーム相手に大敗ということがあるのが野球だ。逆に高校野球はお金をかけえられないから試合を消化しなければいけない。だから一発勝負を採用する。こちらは、たった一度の負けが本当に実力なのか、という疑問が起きる。ジャイアントキリングや番狂わせが起きやすい。高校野球は基本トーナメント戦だが、秋から春にかけてはトーナメント優勝チームが必ずしも栄冠にたどりつくとは限らない。センバツの形をとっているから。
2025-5-30 甲子園出場からどん底そして復活のドラマ 仲間意識と恨み 再録
その選手たちは、その次代の後輩たちへのサポートという面を大いに意識したそうだ。後輩へ夢を託したという見方が出来る。高校生でそんな考えに至るか、というくらい、ちょっと信じられないどの野球への情熱と仲間の団結だ。そして、いよいよ処分が解け、事件当時の1年生が主力となった秋の大会は初戦で敗れた。しかし、自分たちに尽くしてくれた先輩たちのためにも甲子園出場への目標を保ち続けた。1年間、試合経験がなく、秋も初戦で敗れたら甲子園など遥か彼方と捉えることが現実的というか、まっとうな感覚と思える。それでもそのモチベーションを保てたのは、稀有な立場が選手たちの心境に影響したのだろうか。


