2021-11-1 チームの一員を超えて人類の宝となるスーパースターたち
長嶋は一度目の監督を辞める際、球団から解任の形をとられた。これに対して、日本テレビの徳光アナウンサーはもう読売新聞は買わない!と発言したとされる。これは、長嶋茂雄はもう、巨人の長嶋ではなく、日本の宝、長嶋茂雄だ。それを巨人という1球団がクビにするなど奢り。これまでどれだけ長嶋茂雄に球団と球界は利益をもたらせてもらったと思っているのだ。こんな意味にとることができる。読売グループである日本テレビの一会社員がそれもテレビで発言したということは、自身もクビを覚悟してのものだし、その怒りの大きさがわかる発言だった。
2021-11-2 イチローが言った世界一の選手へ どこまで行くか大谷
イチローが海を渡る時、MLBでは野手でレベルの高いパフォーマンスを見せる日本人がいなく、また、イチローは小柄であることからその活躍は未知数だった。イチローの技術をもってすればMLBでも活躍してくれることは間違いなかったが、どこまでのものかが未知数だった。しかし、あの技術ならひょっとしたら首位打者になってくれるのでは、という淡い期待を持った。なんせ日本では7年連続首位打者。今まで見たこともない選手が突如我々の目の前に現れたのだから。日本人打者がMLBで活躍など永遠の夢とさえ思われたのに海を渡ってもイチローはイチローだった。しかも1年目から首位打者を実現するとはまさに夢のような出来事だった。現実なのか、とさえ思えたものだが、改めてイチローの凄さを実感した。
2021-11-3 偉大な打者の勲章にはならないサイクルヒット
サイクルヒットは”達成”という言い方をするが、結果そうなったものだから達成という言い方はしっくりこない。狙っている人がいないからだ。結果だ。だから日本人の偉大なる打者でもサイクルヒットを達成できなかったという言い方をするとおかしいことになる。イチロー、松井はサイクルヒットの経験がないそうだ。打者はサイクルヒットを狙って打席に入ることはない。4回目であと一本だから狙いたいということはあっても1打席目からサイクルヒットを狙うなどという人はいない。
ひとしきりかつての名選手の引退登板があったのだが、松坂、山井、斎藤と話題の人達の最後はしょうもない球ばかりだった。そんな球しか投げられなくなったから引退するのか、それとも引退が決まったから気が抜けているのか。おそらくそんな球しか投げられなくなったからなのだろう。それならその前に気づかないものか。もうどうしようもなくなった時があまりに低レベルの時で悲惨なものだ。アマチュアにもそれ以上の球を投げるピッチャーがわんさかいる。
2021-11-5 ドラフトを採用しておきながら逆指名 矛盾に矛盾を重ねて今も続く
かつては逆指名が存在した。上記の理由でわざわざ矛盾満載のドラフトを採用しておきながら、さらに上塗りとして逆指名が誕生したのだ。これにより裏金が暗躍し、矛盾に矛盾を重ね、悪い方向にばかり行った。実力のある選手ほど行きたい球団には行けない。怪物ほどの実力があるとなおさらで、江川は3度も1位指名された。江川のプロ入りを遅らせ、実力を削ぎ、ファンが最も見たい最高峰の野球選手の活躍を見せないという本末転倒で裏切ったドラフト。
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