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タイブレーク制度で気づいたことⅦ

火曜連載、タイブレーク制度できづいたこと。

2019-8-27 タイブレーク制度で気づいたこと

2019-9-11 タイブレーク制度で気づいたことⅡ

2019-9-17 タイブレーク制度で気づいたことⅢ

2019-9-24 タイブレーク制度で気づいたことⅣ

2019-10-1 タイブレーク制度で気づいたことⅤ

2019-10-8 タイブレーク制度で気づいたことⅥ

 

タイブレーク制度とは、決着がつかない戦いに、なんとか終止符を打つために

取り入れている制度だ。

そこには時間の短縮や選手体力への配慮といったことが理由にある。

だが、いきなり無条件でランナーを与える仕組みに、本来の野球でないという

反対意見がある。

本来の野球ではないということはその通りだが、高校野球では13回からの制度だ。

10~12回の3回も延長戦が用意されていて、その上でのタイブレーク制度だから

もういいだろうっていう仕組みなわけだ。

延長で、しかも13回からだから、おまけの制度なだけ。

決着つけなきゃいけないから取り入れているだけで、本来の野球と違ってもここはいいじゃない

という発想。サッカーのPK戦と同じ感覚だ。

 

その早く決着させるための仕組みなのに、今夏の星稜-智弁和歌山では

この仕組みのせいで早くに決着しなかったという皮肉が見えた。

次回最終。

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