火曜連載、タイブレーク制度できづいたこと。
今夏、甲子園の星稜-智弁和歌山タイブレーク。
お互い、バントを決められず、13回、14回と来た。
タイブレークは早く決着させようというシステムだから1,2塁ではじまる。
だけど、タイブレークに入ってから智弁和歌山も星稜も全て、ランナーを進められずに
送りバント失敗だった。
決着は14回裏、バントが決まらなかった星稜にサヨナラホームランが飛び出してのものだった。
結局、ホームランで決着したということは、早く決着させるためのタイブレークの意味
がなかった。
ホームランは展開により生まれるので、ランナーが1,2塁にいなければ、
バッテリーの攻め方は変わり、ホームランは生まれていなかったかもしれないから
タイブレーク制度が生んだという細かいことは置いておいて、
ランナーは関係なかったという見方が成り立つ。
ということは早く決着させたいのなら、1,2塁ではじめるのではなく、
2塁からはじめたらいいかもしれない。