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技術後継、戦略思考、プレー解説を映像で 今週のダイジェスト

2016.9.26プレー解説、技術後継、広がる野球の未来Ⅱ

1つは「シャトルを指で打て」。実際の手はグリップを握るだけで、シャトルに触るのはラケットの先だが、野球でグラブの中の指が硬球をつかむように、ラケットの先に指があるよう意識して打つよう言い聞かせたそうだ。同じように野球でもゴロを捕る練習に小さいグラブを使ったり、捕りにくいグラブを使ったりして手で捕る感触を養う。腕は、胸や背中からすでに腕と捉え、カーブは肩甲骨を抜くイメージで大きく振る。など小手先だけでなく体全体を使ったプレーが速い球を投げられたり、強い打球が打てたり、遠くへ投げられたりという基礎体力技術を向上させる。

 

 

2016.9.27プレー解説、戦略思考の映像反復確認

東西東京大会共に、盗塁を簡単に許していた。刺す場面など5回に1回もない印象。塁間をベースの上に投げられないなどキャッチャーとは言えない。走ってくるとわかりきっている場面でも悪送球。盗塁を刺せないキャッチャーばかりだった東京大会だが、江戸川高校のキャッチャーの肩の良さは目についた。二松学舎戦の5回1,3塁の場面で3塁ランナーに顔を向け、けん制しながらでも2塁ベース上へストライク送球ができていた。このくらいは、キャッチャーならできるようにならないと勝ち上がれない。キャッチャーの守備力のないチームで強いチームはない。

 

 

2016.9.28高校野球秋季大会 神奈川決勝 横浜VS慶應

昨年の秋から神奈川30連勝中の横浜を下し、慶應が神奈川を制覇した。秋は8年ぶりの優勝となった。両エースが先発回避したが、7回には4-4となり、結局両チームがエースをマウンドへあげ、さあここから本当の勝負と、筋書きがあったかのような神奈川決勝の野球ドラマだった。両監督が持てる駒をうまく使い、おもしろいドラマを演出した。

2016.9.29プレー解説、戦略思考の映像反復確認Ⅱ

秀岳館-北海の準決勝。格上の秀岳館に先制されたくない北海。先頭が3塁打。立ち上がりはどのピッチャーも難しい。1,3塁から2盗失敗。3塁走者もワイルドピッチに本塁アウト。0点に抑えた。この二つのプレーがとてつもなく大きかった。北海が初の決勝進出できたのもこの二つのプレーと言える。総合力では、秀岳館の方が上だっただろう。最も難しい立ち上がりを凌いだことで接戦に持ち込めた。秀岳館としては、リードされる展開で焦りもあったろう。準決勝ではこれまで連投してきた作新・今井、明徳・中野、北海・大西と皆、立ち上がりが悪かった。たたでさえ立ち上がりの調子をつかむことは難しい上、疲労が重なっている。トーナメントを勝ち上がるのは連戦の立ち上がりが最も大事となってくる。チーム作りは、ここを重要視すべし。

1,3塁の状況で牽制の間にホームへ突っ込むという作戦は、高校野球では割とオーソドックスになってきている。この場合は左ピッチャーという条件の時、左ピッチャーが、ゆっくり脚を上げたら、牽制ありということでリードオフをとり、牽制した瞬間、3塁ランナーが突っ込む。右ピッチャーの場合は、1塁ランナーが飛び出し、そのまま盗塁でもいいし挟まれて、3塁ランナーが突っ込むという作戦だ。

 

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