毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

2017年WBCを振り返る 今週のダイジェスト

www.facebook.com

https://twitter.com/yakyucolumn

2017-3-20 カブス、ドジャースとの練習試合。準決勝は、明後日。

川崎と青木が顔を合わせ、握手し、抱擁を交わした。川崎が鹿児島出身で青木が宮崎出身と同じ九州出身の同い年の2人は、特別な感情があろう。ちなみに岩隈も同い年で今、現役大リーガーでは一番多い世代となっている。

 

2017-3-21 明日いよいよ大一番。 WBC準決勝対アメリカ。

不慣れな屋外のナイターでの一戦は、その環境が勝敗に大きく影響する。実は、これは一般的に捉えているより安易なことではない。初体験と言ってよい海外の球場で気候も日本とは全く変わる。球場の雰囲気が変わり、それへの対応、短期間とはいえ生活環境も変わり、体調管理も大変だ。そのせいかわからないが、内川は体調不良だそうだ。ロスは暑いとか寒いとか、夜は冷えるとか、その急激な気温差は体に影響する。松井はマウンドにあがりながら「あちー」とつぶやいていた。あらゆる環境が一変し、今まで日本のドーム球場でノビノビやらせてもらえ、全てが日本を味方し、有利に展開した。さらに、2次ラウンドまでは、相手に恵まれ、これからは格上の相手となる。不慣れな海外、初めての球場、日本と違う天候のナイター、相手は格上。不慣れな生活環境、時差ボケ、体調と食事の管理。パフォーマンスは確実に落ちる。

 

2017-3-22 終戦日本 松田のエラーの前のスライダーが勝負を分けた

2点目は松田のイージーゴロエラー。松田は緩いゴロも両手で捕りに行く傾向がある。捕球に詰まった形となった。つまり打球と自分との距離がとれなくなり、自分の体の近くで打球をさばこうとした。すると、バウンドはハーフバウンドとなり難しくなる。こういう緩い打球は走りながら片手で捕った方が楽だ。そして、三塁ランナーが走っているのも目に入ったため大事に捕りに行き、ダッシュして捕るのを止め、待って捕ることを一瞬で選択した。さらにランナーが目に入ったためバウンドが中途半端になったのだろう。足の運びの一瞬の迷いが招いたミスだ。その迷いも終盤の大事な場面というプレッシャーからだろう。

2017-3-23 第4回決勝戦はアメリカ快心のゲーム アメリカ対プエルトリコ

この試合は、アメリカの一方的な試合となったが、それがそのまま実力差とは限らない。シーズンのように試合を重ねたり、3連戦だったら展開は、また違うものになる。野球はピッチャーの出来次第だから。現に優勝のアメリカも接戦が続き、粘ってチャンピオンにまでたどり着いている。準決勝に上がるまで2度負けており、薄氷を踏む戦いとも表現できる。ここが、サッカーワールドカップと違うところ。サッカーは一発勝負でも割と実力チームが優勝に輝くことが多い。1年間をかけて数十試合を重ねて優劣を決めるのか、3連戦勝ち越しで優劣を決めるのか、一発勝負で優劣を決めるのか。このシステムにより勝者は変わる。

 

2017-3-24 大谷、ダルビッシュ、田中、前田、岩隈を欠き、 柳田、糸井がいない日本代表

最強の布陣を敷くならば、

1,4山田
2,7秋山
3,1大谷
4,3内川
5,DH筒香
6,8柳田
7,5松田
8,9糸井
9,6菊池

現状ルールでは、キャッチャーの代わりにDHができないので、大谷と筒香はどちらかが、代打に回らざるを得ない。どちらかの一振りに賭ける作戦にする。大谷、柳田は怪我で回避したが、自チームでは試合に出ている。糸井も自チームでホームランを打っている。体調に不安があるならば、管理は本人や所属球団に任せ、試合にだけでも出てもらう特別待遇でいい。それだけの選手たちだ。

www.facebook.com

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP