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リクエスト 選手を慮って、首脳陣がかばってやるというパフォーマンス

リクエストについては最近、何度か記した。

2020-6-25 リクエストで覆る判定は実は少なかった

2020-6-26 審判は1度で非難の的 リクエストは発動しても成功率3割 ベンチの目は節穴か

2020-7-13 リクエストは「要求」

2020-7-14 機械の導入はどんどん進み、ストライク、ボールの判定にも及ぶことになるだろう

 

7月17日の日ハム-ロッテ。

ロッテの2点目は、荻野が左中間を破り1塁ランナーが生還して、というものだった。

そして、荻野がサードを陥れた時のタッチプレーに対して、日ハムからリクエストが発動された。

この時のタイミングは楽にセーフだったのに、日ハムはわざわざリクエストした。

 

以前に記したことだが、リクエストの成功率は意外と低い。

最も高いチームでも、3割台だそうで、これの理由は、まず、ひと試合で2回許されており、

リクエストしながらも、審判の判定通りで覆りはしないだろうと思いながら要求する事も多いのと、

2度許されていることから、1度失敗しても次があるからやっておこうというケースがあるということ、

さらに、試合展開によっては、失敗しても大勢に影響ないから、とりあえずやっておくか、

というケースがあること、

そして、選手を慮って、首脳陣がかばってやるというパフォーマンスがあること、など。

 

この時の日ハムは、楽にセーフだったのに、わざわざリクエストを活用したのは

選手を慮って、首脳陣がかばってやるというパフォーマンスからのように思えた。

 

また、この試合ではロッテからのリクエストが無効というシーンがあった。

それは、明日へ。

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