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柔軟な姿勢や裁量は時に強権へと変貌する

最近の夏の大会では脚をつる選手が多い。

高校野球では許されないはずの抗議が許され、認められたこの一戦2022-2-7 裏でリプレー映像を見て確認する高野連

足をつる選手が続出した。

この試合ではそのため本来ケガとして認められない、つるという現象に臨時代走の処置がとられた。

こういう柔軟な姿勢は正確な判定にも取り入れて行ったらいい。

審判をプロにするとか、副審を置くとか、映像確認を取り入れるとか、協議をするとか。

2022-2-1 高校野球から審判を排除

2022-2-2 高野連も排除 解体へと向かう

2022-2-3 勝負のためには審判がいらない高校野球

2022-2-4 前代未聞の判定2度の覆り高校野球が抗議で覆った

 

だが、100年続けてきた仕組みを変えることには高校野球らしくないという見方も出てくる。

なんせ、高校野球は教育の一環であり、野球の技術向上や野球レベル向上のためにだけやっているわけではないからだ。

 

また、脚がつるのは疲労からであり、過密日程にもメスが入っていくことになろう。

ここでも高校野球ファンからの望みが薄れる。それは真夏の暑い中、酷使して

一生懸命やる姿に感動したいという要望だ。

 

ちなみに、脚をつって臨時代走の判断に至ったのは治療に時間がかかり、

中断することへの懸念が影響させた。

別の見方をすれば、その柔軟な判断のせいで治療の時間が許されないことから

選手交代を余儀なくされ、そのチームには戦力低下を強いられると捉えられる。

甲子園では、こりゃリプレー検証しているわと思わせられるシーンに出くわした。

次回へ。

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