毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

攻撃側がいらないランナー 守備側が敬遠してまでほしいランナー

サヨナラの場面では要らないランナーが出てくる。

タイブレークではそういうケースが多くある。

2022-5-4 守ってミス、走ってミス、結果サヨナラゲーム

2022-5-5 守ってミス、走ってミス、結果サヨナラゲームⅡ

2022-5-6 守ってミス、走ってミス、結果サヨナラゲームⅢ

2022-5-10 ランナーがこれ以上要らない場面 ランナーを出すことが邪魔という稀のケース

2022-5-11 ランナーが多い方が守備側が嬉しい場面

2022-5-12 ランナーいらないんすけど。アウトカウントもったいないんすよ。

 

タイブレーク制度とは、決着がつかない戦いになんとか終止符を打つために取り入れている制度だ。

そこには時間の短縮や選手体力への配慮といったことが理由にある。

 

だが、いきなり無条件でランナーを与える仕組みに、本来の野球でないという

反対意見がある。

本来の野球ではないということはその通りだが、高校野球では13回からの制度だ。

10~12回の3回も延長戦が用意されていて、その上でのタイブレーク制度だから

もういいだろうっていう仕組みなわけだ。

延長で、しかも13回からだから、おまけの制度なだけ。

決着つけなきゃいけないから取り入れているだけで、本来の野球と違ってもここはいいじゃない

という発想。サッカーのPK戦と同じ感覚だ。

 

その早く決着させるための仕組みなのに、1,2塁で始まることは、つまりフォースの状態は

一気にアウトカウントを稼げる制度でもある。

したがい、バントを失敗したり、ゲッツーがあったりすると0行進という可能性も秘めている。

だが、逆に一気の大量点もある。

 

裏のチームは表を0にしたら1塁ランナーはアウトカウントを増やさないままいなくなってほしい。

しかし、これまで長く記してきたが、結局申告敬遠スタートの1,2塁になるから同じだった。

野球情報メールマガジン

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP