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野球に向かう姿勢を集めた。今週のダイジェスト

2016.12.5選手の本音 強者と弱者の胸の内

高校野球では、強豪私立がアマチュア精神のもと公立の高校生とも公式戦では試合をしなければいけない。「野球がうまくなりたい。」と大きな覚悟をもって名門校で野球に精進しようとした選手が、公立校でたまたま野球を選んだような選手と対戦する。明けても暮れても野球漬け、青春を野球に賭け、封建も我慢しているような選手が、練習時間もままならず、志も低いチームを相手にしなければならない。清宮のホームラン数が話題になっているが、高校野球はこうしたレベルの低いピッチャーと当たることがあるため、その本数を比較しても意味はない。ホームランを打てる能力があるという評価はできるが、練習試合を含む試合では弱い相手が多かったり、こなした試合数に差があるので数は意味を持たない。

 

 

2016.12.6東大は6大学野球から去るか

このNHKで紹介された取組みには納得いかない。日本の最高学府が野球を強くするために、入試突破のテクニックを教えるなど愚の骨頂。教育ということやいわゆる勉強をするということをはき違えている。野球を強くするために、試験に受かるための学力を詰め込むことに意味があるか。個人が東大で野球をやるために、試験のテクニックを探すという行動は、わかるが、学校側からその取組をするのはおかしい。教育は人を育てること。日本を支える人材を育てることに東大は存在する。京大がアメフトを強くするためにやっていることの2番煎じなど愚の骨頂。日本の最高学府のプライドを持て。

 

 

2016.12.7正面の強烈なゴロに対する内野手の大事な動き

よく「下から打球を見ろ」と表現することがあるが、一旦、腰を落とすと、これが可能となる。下から打球見るとは、グラブが下から上に動くこと、体の動きが低い位置から打球に対して上がっていくことを指す。打球に対して上から下へグラブを動かすと反応が遅くなり、打球が抜けて行ったりトンネルという無様な守備になる。

 

 

2016.12.8映像確認。正面の強烈なゴロに対する内野手

強い打球に、集中して身構えておき、いざ強い打球が飛んできたら一度下に腰をぐっと落とし、フットワークを軽くしておく。打球が落ちてくるときか上がりっパナで捕るようにバウンドを合わせる。これで距離感がとりづらい正面の強い打球に対応する。この松井の守備は、強い打球に対して一度、腰を落とし、下から打球を見る体勢をとった。

半身で構え、フットワークを使えるようにした。自分に到達した速い打球は、ハーフバウンドになってしまったが、低い姿勢で下から見ること、半身なこと、フットワークが使えることでこの難しいバウンドにも慌てることなく、粘ってしっかり捕ることができた。

 

 

2016.12.9弱小チームの間違った鍛錬 うまくはなるけど勝てはしない Vol.20

腕を振ってストライクが取れれば、実力が劣っても高校生はなんとかなる。強豪校に通用しないのは、ストライク先行できないことだから。ボールが先行すれば、置きに行った球が威力がなかったり、たとえ腕を振っていても、絞って狙い打たれる。ストライクを自分の意で取ることができないから、追いつめられて置きに行かざるを得なくなり、そこを痛打される。そしてボール先行すれば、球数が多くなり、相手もどんどん慣れてくる。そして、合わせられてしまうのだ。意図したところに意図したボールを投げられないことは、悪循環をもたらし、負け以外の道を残さない。ピッチャーを辞書に乗せれば、「自分の持ち球を意のままに操れる野球選手」ということになる。

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