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火の玉ストレートとドラフト回顧とちゃんと鍛錬 今週のダイジェスト

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2016.12.12火の玉ストレートを間近で見ると

練習中、この返球を見せられると、チームメートみな「おーっ」と、ため息交じりに自然と歓声があがったものだ。誰も真似のできない球筋なのだ。しかし、よく野球中継でもホップする球というのは物理的にありえないと言う。それでも、回転数の高い球や指にかかった球は、伸びているように見えると言う。実際は手から離れた球は徐々に減速し、バッターが打つ頃には減速し、おじぎするそうだ。つまり、伸びる球はないということだ。伸びる球は、ないとしても、ホップする球、浮き上がる球もないのか。

 

 

2016.12.13火の玉ストレートを間近で見るとⅡ

遠くにある小さい球は、投手から放たれた直後は、外角にくるのか内角に来るのか、暴投なのか、速いのか遅いのか、皆同じに見える。遥か彼方にある星は、大きさが全然違っても、距離が圧倒的に違うため人間の目には大きさに差異が分からない。遠いものは人間の目は判別できないということだ。そして、近づくにつれ、球が大きくなり動いている様もわかるようになる。遠い時は速い球も遅い球も大して変わらないが、近づくにつれ、その差は大きくなる。近くに来たとき自分の反射能力が間に合わないような球が伸びていると感じるのでは。

 

 

2016.12.14ドラフトのおかげでスター性に拍車がかかる

そもそも、ドラフトなどプロ側の勝手な理屈と都合で設けられた制度だ。戦力の均等化と契約金、年俸の高騰阻止。プロの世界に戦力の均等など必要ない。年俸の高騰を阻止すれば、人材は海外のビッグマネーを求めるし、海外移籍を食い止めても裏金が暗躍する。しかも、最後はクジで決めるという、人生をそんなもので左右されるなら慎重に決断して当然であり、本来はもっと拒否や断りが出て当然の仕組みだ。

 

 

 

2016.12.15野球をやりたくないのに野球選手になる人はいない

たとえば、医者を目指す人は、医学の大学へ進むに、理系を主に勉強し、大学から具体的な医学を学び、実践を積んで業界へ進む。官僚は、東大をはじめとする高学歴を踏み、国家試験を通過したのち、国家公務員として登用される。法曹界は、法務の勉強を重ね、難関試験を突破したのち、その世界へ飛び込む。どれも、その業界に入る前に内情を知る行動をとり、勉強したことを武器にその世界で活躍する。しかし、入る前に研鑽を重ねたこととその世界には違うことが多い。野球の世界は、幼少期から重ねてきたこととプロの業界もルールが一緒だ。マウンドからの距離も塁間の距離も変わらない。投げる、打つ、捕る、走るという行為も全く、変わらない。

 

 

 

2016.12.16弱小チームの間違った鍛錬 うまくはなるけど勝てはしない Vol.21

そしてその投手をバックが守ってやるのだ。バックが守るべき基本は、確実にアウトを積み重ねること。スーパープレーでない。投手が計算して打ち取ったと思った打球を確実にアウトにすること。もっと言えば、ピッチャーが、どうアウトをとるかをチームで共有し、アウトを重ねること。相手に捉えられたら、仕方がない。こちらの術中、計算にあてはめたアウトを確実に重ねることだ。相手の打ち損じと投手の打ち取った打球を確実にアウトにしていくことだ。

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