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日本の野球システムの岐路に差し掛かった今週のダイジェスト

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2017.1.16日本の野球が俺についてこれるのかい。大リーグにしちゃおっかな

海外でのプレーを強く望む選手が増えれば、今の日本のシステムではプロ入りを回避し、レベルも注目も落ちる大学やノンプロを一旦選択することになる。選手としては、成長曲線が鈍る可能性があり、日本プロ野球には人材が枯渇し、日本の最高レベルの野球の成長曲線が鈍る。ファンは、最高の野球を楽しめないという悲劇にもなる。可能性を求める選手に対し、ファンがそれを後押しし、欲する仕組みのあるフィールドオブドリームが、日本のドラフト制度からFA制度を駆逐することとなった。既存の枠組みや権益を破壊する動きが選手の技術の発達によりなされる傾向がみてとれる。

 

 

2017.1.17清宮の大リーグ画策により考えさせられる日本の野球システム

100年続いた高校野球は、その存在を強固なものにした。その慣習、伝統のおかげで、いまだに高校野球の人気は、根強いものになったのだ。逆に、古い慣習を引きずって、疑問に思う多くのことも教育の一環という大義名分のもと、まかり通っている。高校野球の注目があるからこそプロの人気が支えられ、高校野球で活躍した選手を追いかけプロの野球に流れていき、プロ野球や野球そのものの人気が根付いていくという大きな効果がある。野球においてこの高校野球部以外の選択がないことにより古くからの慣習が幅を利かせ、それを押し付け技術の向上を阻害しているのではないかと思わされることがある。

 

 

2017.1.18固執が生んだ足枷。発想が生むスーパープレー

ライナーを打つ(鋭い打球を打つ)ということが良い打者だという教えが多かった。ピッチャー返しか、ショート、セカンドの頭の上に行く打球を打つと褒められた。フライを上げれば頭ごなしに怒られ、大きいスイングをすると「ホームランを打つ気か!10年早い!」と怒鳴り声が飛んできてそれでもスイングが大きいと「そんなにホームランが打ちたいのか!」と今度は、ゲンコツが飛んできた。しかし長く野球を経験してわかることなのだが、ライナーやゴロ、右打ちを小さいころから身につけてしまうと遠くへ飛ばす技術が身に付きにくくなる。つまり、遠くへ飛ばす打ち方がわからないのだ。

 

 

 

2017.1.19うまくなるコツは真似ること。いいと思った感性が大事だぜ

こりかたまった常識と言う部分については昨日の「フライを打つことは、打者としては最悪の結果」も同様に、その他、山ほどある。「4番は打って返すもの。それも相手投手の最高の球を打つこと。」や、「キャッチャーからピッチャーへの返球にはセカンド、ショートはカバーに入る。」や、「追い込まれたら広くとれ。」それから、「真っ直ぐに照準を合わせて、変化球だったら一呼吸待って打て」とか、「打者は詰まったら負け、あるいは恥」もそう。もっともっとある。

 

 

2017.1.20弱小チームの間違った鍛錬 うまくはなるけど勝てはしない Vol.26

高校時代に筋力アップさせて、球速が120㌔が150㌔になったと言って褒められない。体の成長が続く高校時代はスピードアップより体のアップを優先させてそのあとに筋力トレーニングしてもスピードアップは可能だ。横の筋力アップは、成長期が過ぎても可能だが、縦への体力アップは成長期にしか望めない。体の成長が止まり、衰えが進んでいる40代になってからでも筋力アップと合理的トレーニングでスピードアップは可能なのだから。体を縦にでかくして、でかく仕切ってから、筋力アップ、スピードアップすればいい。

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