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プロとマスコミの相乗効果 高校野球はただの高校生の部活動 勝負のタラレバ アピールプレー 今週のダイジェスト

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2017-12-18 野球の‟流れ“の正体 最終章

この連載で記してきたようなことが全て‟流れ“であり、それを使い勝手よく、一言で済ます。結果を見てから使うこともする。色々な意味を含み、これといったものがないから、いかようにでも修正や補足、言い換え、そういう意味じゃないよ、ということが通用してしまう。‟流れ“とはこちらの思惑、作戦、やるべきこと、やりたいことがうまくハマって試合運びが理想に近づくことを言う。

 

20170-12-19 カメラに映ればお金が動く プロはマスコミとの相乗効果

メーカーはマークの部分に当たると弱いように作る。折れるようにする。硬い、飛ぶ部分をメーカーのマークの部分にすると、そこばかりで打つことになりマークがつぶれてしまったり、はがれてきたりしてしまう。宣伝しているメーカーからしてみたら損であり、マークやロゴが汚くなればイメージダウンということになってしまう。掛布は打席で構えに入る前にバットをクルクル回したものだ。そしていざ、構えようとする直前のルーティーンで三塁ベンチ側から撮っているカメラの方へバットを伸ばし、腰をキュッと締めてフォームを固める。腰をキュッと締めると同時にバットもキュッと固定する。これでマークを撮ってもらおうとしていたそうな。

 

2017-12-20 高校野球はアマチュアの、ただの高校生の部活動 握手拒否のプライド

高校生の部活動の出来事を暴力行為や飲酒、犯罪でもないのに大騒ぎするなら、対象の立場を慮り自身の立場を鑑みる一呼吸が必要となる。普段は教育に関わっていない、見向きもしていないのにアマチュアのそれも高校生の部活動に夏になった途端、ちょっと気にかかったことには外部から参加していい権利を突如手にしたかのよう。やっている側からすれば、俺たちの活動にいちいち入り込んでくるなよ。外部の者は観させてもらって、彼らの無償のドラマを楽しませてもらっている立場だ。なんでも横一線に思っているから、その通り事が運ばないといやなのだろう。高校野球は勝敗より高校野球らしさを見せるもの、そしてこちらを感動させてくれなきゃだめと思っているのだろう。

 

2017-12-21 勝負にタラレバはない。 とはいえ、これはなぁ・・

野球で最も難しいのが、この立ち上がりにある。ここで得点差がついてしまうと2回以降の点差が開かないような実力差でも試合が決まってしまう。または、初回の大量失点によって、その後の試合運びを楽に、優位に、させてしまう。いつも高校野球では目にする光景だ。難しい立ち上がりにいきなりピンチを背負うことで精神的にプレッシャーがかかるもの。この試合は、そこで3ランが出て、いきなり3点先取されてしまった。このショートゴロエラーというワンプレーがあとまで尾を引くことになる。立ち上がりの1つの安易なミスが、その後2時間以上の試合運びを苦しくしてしまうのだ。

 

2017-12-22 過度のアピールには落とし穴 ダイビングキャッチ

高校野球などは一発勝負であり、その試合に賭けている。1試合への思い入れが強いためアウト1つを獲得したことに喜び、大舞台で自身のファインプレーに酔い、グラブを掲げたくなり、さらにスタジアムにアピールしたくなる。また、幼少期よりアピールするよう教育されているという理由もある。フライやライナーを際どく収めたら、グラブを突き出し審判に見えるようアピールしなさいという教育だ。これは、審判に捕ったことをよく見えるようにして、アウトをしっかり宣告してもらおうということだ。タッチでもアピールする。タッチの場合はランナーの陰になり見えにくい場合が出てくるので、キャッチしてタッチしていますよ、と訴える。また、アウトかセーフか微妙なタイミングに見られるプレーに対しタッチしたことでこのランナーは当然アウトですよねという雰囲気を作り、審判の手を挙げさせるよう誘導し、アウトと言わしめすためだ。

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