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清宮の行く末 打者はプロに慣れるに要時間 文武両道の幻影 村田の判定に見る野球への影響 今週のダイジェスト

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2017-5-22 関東大会初戦 清宮ライナー 高校野球ホームラン

フリーバッティングで投げるキャッチボール程度か、あるいは、それに毛が生えたくらいの緩い球は飛ばすに技術を要する。ところが、一般的なイメージで130㌔くらいを表示するような球は、ちょうど打ちごろのおいしい球となり、反発で飛ばせるのでホームランはよく出る。このくらいの球を投げる高校生が多いのでレベルの落ちるチームと対戦することがホームランするに一番打ちやすい。

 

2017-5-23 プロより集客する清宮 清原は一年目大活躍 不器用な松井は慣れるまで時間がかかった

清原は一年目から活躍したが、不器用な松井は慣れるまで時間がかかった。筒香も20本のホームランを打ったのは5年目だった。中田は、まだ超一流の打者になりきれない。藤王、大久保、元木、山之内、内之倉、萩原といった超高校級打者もそのふれこみほどプロでは活躍していない。鈴木健もか。大田も長年くすぶっており、岡本もまだ芽が出ない。超高校級打者のふれこみではなかったものの全国区で有名だった山田は、うまくいった。坂本も出世した。超高校級でも全国区でもなかったイチローは、最高の買い物。

 

2017-5-24 高校野球のホームラン アマチュアのしかも高校生である選手がそれを意識している

高校野球は、ホームランはどんどん出る 風潮に染まる。プロも。高校野球はバットの性能が格段にあがり、バッティンググローブの使用も認められた。食事に気を使うようになり、体づくりの情報があふれている。飛ばし方や技術についても情報があふれている。そんな中、昔から球場の大きさは大して変わらない。あるいは、ホームランは野球の華などという誤った認識がはびこり、ホームランテラスとか作りだし、ホームランを出やすくしようとしている。ピッチャーの技術もあがり、球種が多彩になったとは言え、ホームランは出やすい環境になっている。

今の奨励されている文武両道はどっちつかずにしかならない。その期間、なにか一つに懸命になった方が結果としも良いだろうし、人生の教訓も多いのでは。今のプロ野球選手で高校時代、野球をやっていなかったという人はいないだろう。そして高校時代に野球をやらずしてもプロになれたと思う人もいないはず。勉強はせずとも同じ知識は大学に行かなくとも身に着けることは可能だ。しかし、高校時代に野球をやらずしてその道のプロへの扉は開かない。

 

2017-5-26 村田の判定 野球には「ものいい」の仕組みがいい

不当で思い出されるのが、中日の日本シリーズで落合監督が発した言葉だ。シリーズ前の両チーム首脳とNPBとのルールや運営についてのミーティングで7戦全て引き分けだったらどうするのか。という質問をした。理論上はあり得ることなので、勝負を預かる将としては当然の発想と言える。ただ、ここまでいくと難癖だ。今までにすべて引き分けはないし、長いプロ野球の歴史で年間20数試合戦う同一カードでさえ1シーズンで7つも引き分けがあることなどなかっただろう。ということは、これは可能性が0であると考えていい。そんなことにまで配慮してルールをつくらなくていい。

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