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1塁ランナーがつまづき、わざと挟まれ3塁ランナーが突っ込むなんていうのもある。他には、ランナー2塁でバントの構えをし、サードが三塁ベースからどれだけ離れていれば、ディレードを仕掛けるとか、エンドランを仕掛ける組み合わせ(例えば、1塁ランナーが1番バッターの俊足、打席には器用な2番バッターなど)の時は、ランナーは2塁に走る動きを派手に見せる。ショートの意識を二塁ベース寄りに向かせ、その動きが見えたら、バッターはショートへ転がすとか。菊池が、日本シリーズで見せたバッティングがそれだった。バッティングの決め事について、菊池が見せたセンスあふれるプロフェッショナルバッティングだった。
2017-6-13 野球はホームを踏む回数を相手より一回多くして、勝ちを目指すゲーム
全て、攻撃側からしたらホームを相手より一回多く踏むため、守備側からしたらホームを相手に踏ませないためにとる行動なわけだ。だから、ヒットやホームランを打ったり、三振を奪うのもホームを踏むか、踏ませないかのためにとる方法の一つにすぎないわけだ。そのためとかくヒットを多く打ったり、ホームランや三振に目を奪われがちだが、チームを勝利に導くには走塁というものが同等以上の価値があるのだ。
2017-6-14 あきらめないと称賛するような姿勢では全然だめ
百歩譲ってフォースアウト阻止のため、2盗したということにしたとしてもそれなら100パーセントセーフで走らなければいけない。3盗にいたってはタイミングはアウト。相手が走られても構わないのでてきとうにプレーしたため、ぎりぎりセーフだっただけだ。高校生は考えが未熟だから、こんな基礎の基礎は教え込んで行かなければならない。あきらめないと称賛するような姿勢では全然だめ。
2017-6-15 野球をやって学問の成績がいいというだけで文武両道と自慢する幻影Ⅵ 甲子園すら出ていない
しかし、それが文武両道かと言えばそうではない。創部113年と第一回の甲子園大会出場早実の1905年より1年早い創部を誇りながら甲子園出場は一度もない。野球部を2年4か月まっとうし、東大へ合格する。これくらいはできるが、これは文武両道ではない。野球で甲子園へ出場し、東大へ合格する。その上で野球を続けた結果、プロから注目されるようになりプロへ進む。もしくはアマチュアで活躍する。その後、東大へ進んだ頭脳を生かし、学問で成果を得る。このくらいしてはじめて文武両道といえる。東大出身の元ロッテ小林がそれに近い。
2017-6-16 倉本の送球 ショートバウンドで投げろ 相手を気づかう優しい球ではアウトにならない
相手に捕りやすい送球をしていたのでは間に合わない。脚の速い打者の打球を処理したらショートバウンドで投げればいい。無理に届かそうとすると暴投の危険性がある。だから、リスク回避とアウトをどちらもとれるショートバウンドを思い切り投げるのだ。こうすると、送球がバウンドしてからの失速が少なく済む。捕る方が、ベースから離れないまま、足を着けたまま、腕が届くならショートバウンドの難しい処理であっても捕る方の責任だ。毎日ショートバウンドを捕る練習をすれば、どんなに速い送球でも手が届けば捕れる。
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