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俺が9人いれば 判定についての総括 イチロー代打の選択 一流のプロの仕事 波乱の初場所 今週のダイジェスト

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2018-1-15 相撲は旧態依然でいい そもそも一般社会と離れたものだからこそこの文化を保護した

一般社会とはかけ離れていると言うが、かけ離れていて何が悪い。むしろ、かけ離れていることに価値があり、かけ離れていることに文化を感じ喜び、かけ離れていることを日本の誇りとしてきたのだろう。今時、ちょんまげしている奴がどこにいる。今時、まわしいっちょで人前に出るか。今時、女は絶対だめなどと言い切る組織があるか。相撲界は一般社会とはかけ離れていていいものだ。それを喜んできたじゃないか。公益法人だからと言って世間にすべてを開示しなくていいし、世間の言いなりになる必要はない。内密にする部分はあって当然だし、それは悪とは限らない。そもそも、一般社会と離れたものだからこそ、こういう文化を公益として保護しようとしたのだ。

 

2018-1-16 お前らちゃんとやれ 俺が9人いれば、勝てんのに

どのポジションもこなし、ピッチャーをやり、攻撃力があり、足があり、総合センスが高い選手9人いることが強い。こういう選手は、ピッチャーが崩れたり、他の打者が繋いでくれないと俺が9人いたら勝てるのになあという気持ちになる。ピッチャーが崩れても、俺が9人の打線なら取り返すよ、と。または、もういいから俺が投げて、俺が打って、俺が守った野球をやりてーな、と。

 

2018-1-17 ボール2個外れていてもとってくれる高校野球 判定についての総括Ⅲ

ストライクゾーンが広いアマチュア野球。その中でも高校野球は、これを卒業すればプロの世界へ飛び込む者も多い。ここで一気にストライクゾーンが変わってしまう。バッターにとっては極端に楽になり、ピッチャーにとっては、とても苦労する。外のボール1個あるいは2個外れていてもとってくれる高校野球では、そこだけで勝負していればいいということになる。外へのボール以外は見せ球、釣り球であり、勝負はいつも外。それもストライクと言ってくれるボール球だ。わかっていても打てる球でないから。

 

2018-1-18 代打は控えが担うわけではないが、全盛時のイチローを代打要員という選択はない

この切り札となる代打は打撃だけに優れた選手が担うことになろう。言い換えると、他の特徴で貢献できない選手ということだ。日本代表のような一流選手が集まるチームで打線を組めば、例えば大谷や筒香のように打撃には優れ、一発長打のある選手で守りや足に制限がある選手を切り札として使うという戦略を選択しやすい。これに対して、どんなに調子が悪くとも、全盛時のイチローを代打要員という選択はないだろう。イチローには足があり、守備力があるから9イニング出ていてもらいたい。そして、調子が悪くても、2本くらい打ってくれるかもという期待が常に付きまとうからだ。

 

2018-1-19 勝負所で働けばそれで一流のプロ それが俺の仕事

控えの選手という言い方は、レギュラーの実力には及ばない選手を指す。しかし、ベンチで待機して勝負所での起用を待つ選手は実力が及ばない控えではなく、戦力として、そのポジションを担う。戦略におけるポジションなのだ。出番がないかもしれないが。プロの長いシーズンでは、レギュラーだけでは乗り切れない。必ず、戦線離脱をする選手が出るし、台頭する選手が出るし、期待の結果に及ばない主力が出る。だから主力だけに期待して、その通りに行かなくともそれが勝負事。

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