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引退を表明する名選手 選手の巨大化と球場の狭さ 高校生のストライクゾーン 松井先発へ 今週のダイジェスト

2018-10-1 引退を決めたロッテ岡田の見事な野球人生

入団時にすでに所帯があり、2年でだめなら就職すると家族を説得して挑戦する許しを得、ロッテに育成で拾われた。日本シリーズ、延長で3塁打を放った時は、万感のガッツポーズをしていた。この時、打った相手が浅尾。そして浅尾はここで降板し、岩瀬が登板した。奇しくも浅尾と岩瀬も今年同時に引退だ。そしてこの日本シリーズで中日の主力だった荒木もここで引退を決意した。育成で拾われ、家族に反対されながら、小さい体で10年プロの世界に居られたのなら十分すぎる。日本代表にまで選出されている。これだけ充実したプロ人生、野球人生を全うしたことはプロを目指す選手たちの手本となった。そして、一般の人にも勇気を与える。

 

2018-10-2 アベレージヒッターが少年野球のグラウンドで打つ 選手の巨大化と球場の狭さ

大谷にだけ当てはまるわけではない。フライボール革命なる意識が大きく取りざたされ、選手の大型化の傾向があり、それが世界のスタンダードとなっている。アベレージヒッターが少年野球のグラウンドで打っているようなものということは今の選手たちのサイズに球場が合っていないということだ。そもそもは、体の大きさがなければ、技術もへったくれもない。技術が高いが体が小さいのでプロにはなれない野球経験者は多くいるが、体が大きく、技術をもつのにプロになれないという人はいない。技術を生かすにも、体がなければだめであり、また技術をさらに高めていくために体の大きさ、つまりパワーが必要なのだ。体のでかさがなければ、はじまらないということ。その打ち方でホームランになるなら、俺でもできそうだと思わされるプロ野球選手が多いこと。つまり技術的に高度に映らないのに、プロの世界で活躍する選手を目にするということだ。

 

2018-10-3 いっそフェンスを無してしまったらどうだろう 選手の巨大化と球場の狭さ

今の選手たちのサイズに球場が合っていないのだから、いっそフェンスを無してしまったらどうだろう。そうなると外野はフリーとなる。フェンスを無くし、外野はどこまでも捕っていい。これにより外野手は重宝される。ゲーム性は高くなるかもしれない。力だけじゃなくなり、足の選手にもっと脚光が浴びるようになる。そもそもグラウンドの大きさに決まりがないなどというスポーツは野球だけで、おかしなスポーツだ。

 

2018-10-4 高校生に正規のゾーンで判定していてはフォアボールだらけ 木曜連載リクエスト制度導入Ⅶ

規定されているストライクゾーンを通っていないのにストライクをコールするということはルール順守するためにいる審判が、最もルールを無視していることになる。これは審判のせいではないと思われる。高野連なりが、高校野球発祥以来の慣習を墨守しているのだろう。コントロールが未熟な高校生に正規のゾーンで判定していてはフォアボールが多くなり、試合が締まらくなるから、広くしているのではないか。間延びした野球にさせたくないという意向がはたらいている。試合時間を短くして点差が開かなければ、観ている者を不快させないという考えだ。そうでなければ、全ての審判がこれだけ、ストライクゾーンを間違えるというのは考えられない。

 

2018-10-5 松井の配置転換 先発4イニング全てのアウトを三振で

以前から松井は投げすぎだった。優勝の目がないことが多い楽天で、毎シーズンとことん投げ続ける必要はなく、それなら先発ピッチャーの方がいいと感じていた。応援してくれるファンのためという理由、最後まで勝負をあきらめない姿勢、人気選手は出場させる責任、はわかった。わかった。勝てないチームで酷使するのはもったいない。

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