2018-12-10 ビッグゲームなのに9回2死1点ビハインドの場面で盗塁 手堅い作戦
これが話題になったのは、日本中が注目しているビッグゲームなのに通常の日本のプロの野球においてセオリーにないとされている、9回2死1点ビハインドの場面で盗塁を敢行したからだ。打たせておいて敗けたのなら、あー打てなかったな。で観ている側が納得する。ベンチも非難されることは少ない。なぜなら、野球は打つという行為が前提となっているとの認識があり、1回から9回までその行為を繰り返してきたじゃないか。ということがあるから。そして盗塁で死んでしまえば、そこで試合が終了し、1回から9回までやってきたことをなぜ、変えるんだ。今までの事は何だったんだということになるから。
2018-12-11 27個のアウトを使って点を獲る野球 打つことより手堅い作戦Ⅱ
そしてあの場面、鳥谷が1塁に留まっているのならホームへ還すためには連打か長打が必要になる。それが出る可能性は極端に低い。その極端に低い可能性に賭けるより、ストップウォッチに裏付けされた、そしてこれまで戦ってきた中で充分、盗塁を成功できるという感覚をもっていた日本代表にとって、盗塁敢行は成功確率の高い堅実な作戦を遂行したに過ぎなかった。決してギャンブルなどではなかったわけだ。
2018-12-12 スライディングは減速する行為 何のためにやっているのか
立ったままスピードを緩めると減速の量が大きくなってしまうのでスライディングという方法をとり、なるべく減速を少なくしてベースの上で止まるようにしているのだ。つまり、スライディングは減速する行為だということ。それならば、減速行為であるスライディングの距離を長くしたら、それだけ減速期間が長くなり、ベースへの到達が遅いということになる。だから今は、なるべくケツで長くすべるのではなくできるだけベースの近くまでスピードに乗った状態を維持してギリギリのところで膝を使ってベースごと刈り取るようなイメージでスライディングをする。こうすると減速期間を短くでき、ベース到達が最も速くなるという考え方。
膝で滑ることですぐ立ち上がる事が出来、すぐ立ち上がるということはもうベースにはとっくについてますよというアピールになり、本来アウトかセーフか微妙なタイミングでも、セーフに見せることができる。審判の目をくらます効果がある。さらにベースのほんのちょっと手前で立ち上がり、もうそこでベースに到達していますよ、という目くらましの技術がある。立ち上がりながら少し進み、立った時にベースに着く技術だ。
2018-12-14 デッドボールはピッチャーが悪くないという理由 謝る必要はない
日頃鍛えた技が失敗に終わったことであり、ピッチャーとしては不満が募り、あーやっちまったという感になる。しかも相手は痛がっている。自分のミスで相手を痛がらせてしまったとなってしまうので、謝るという行為を素直に受け入れてしまうのだ。それによって、デッドボールはピッチャーが悪いという通念にもなってしまう。だが、本当にデッドボールはピッチャーの非か。デッドボールは悪くないと見ることができる理由を明日記そう。謝る必要はない。
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