毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

ピッチャーの心理 打つべき球を捉えることが打者 判定についての総括Ⅴ 守りに対する評価 今週のダイジェスト

www.facebook.com

https://twitter.com/yakyucolumn

2018-1-28 持ち球を見せたくない ピッチャーの心理

相手を知っている時と知らない時では、敵に対する場合の実力最大化に差が出てしまう。情報を持っているということが、自分の実力を上げてくれるということに等しくなるということ。もしくは、相手より実力が劣っていれば差を縮めてくれ、実力が勝っていれば、さらにその差を広げてくれるということ。だからピッチャーは相手に情報を与えたくない。特に、高校野球のような一発勝負では、隠す戦法は有効となる。

 

2018-1-29 リスクも顧みず投球練習回避で自分の球筋を隠すピッチャーの作戦

7球許されている投球練習を1球で切り上げたりするそうだ。打者は投球練習の球筋をじっくり見てタイミングを計ったり、変化球は何があるかという情報を得ようとする。そこを1球で終わられては、情報は得られない。打席に早く入るよう急き立てられることでリズムも狂う。ピッチャーにもマウンドの感触を確かめたり、実際のその日の調子を計りきれないリスクはある。

 

2018-1-30 ボール球を振っていたらバッティングは成功しない 打つべき球を捉えることが打者

そもそも野球のルールがストライクを打てと言っている。ストライクゾーンが打つべきゾーンとしてストライクという言い方を採用しており、打ちにくいと考えられる球はボールということでピッチャーのペナルティとなるルールになっている。ボール球は打つなというルールなのだ。ピッチャーはストライクを投げないとご褒美はないよと。ということで、打率を上げるにはストライクゾーンを打つことだ。言い方を換えればボール球は打たない、見逃してボールカウントを増やし、ピッチャーにはペナルティを与え、打者はご褒美をもらうということ。

 

2018-1-31 生身の人間1人では責任を負えない 判定についての総括Ⅴ

副審を4人も5人もおいての判定に誤審はない。それを誤審と言うなら、言っている側の勝手な主観だ。4人目、5人目のプロの目で判定を下したのなら、それでいいのだ。それが、判定だ。相撲のものいいのような仕組みであり、この場で推奨してきたことそのものだ。4人、5人の審判をフィールド外、あるいは副審として違う角度から見える場所に配置し、そこで正確なジャッジを統合判断する。1人が出した判定について取り消したり、覆したりすることは恥ではない。そうすべきなのだ。1度の判定を神のごとくとらえ、それを押し通すことが正しい姿勢とされてきたが、その認識を改めればいい。

 

2018-2-1 打者はストライクゾーンを打ってこそヒットになる 選球眼とは何かを理解しよう

良い打者というのは、選球眼がいい。打者はストライクゾーンを打ってこそヒットになる。選球眼とは、ストライクかボールの見極めのことを言うものだが、それとは別に、ヒット確率を上げるための行為である狙い球にスイングをかけるというのも選球眼となる。たとえ、ストライクに来ても自分が狙っていない球なら、または、自分がベストスイングができない球なら打っても失敗になりそうだ。だから、ストライクをひとつピッチャーに与えても振りにはいかないという選球眼。

 

2018-2-2 守りに対する評価 名球会の入会条件が2000本の安打数というのもそういう目で野球を見ているから

社会人はプロとさほど変わらないレベルにある。守備は鍛えればどんどんうまくなり、ある程度のレベルまでは、多くの選手が行き届く。プロはバッティングがいい選手を欲しがり、そのため守備がうまいがプロへ行けない選手が社会人野球には多くいる。1チームの守備力でプロとアマを比べれば大差はない。パワーだけの外国人選手で守備も走塁も高校生以下の選手に何億の年俸が必要なのはバッティング偏重ということ。名球会の入会条件が2000本の安打数というのもそういう目で野球を見ている人が多いから。

www.facebook.com

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP