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強化試合対オーストラリア 高校野球のハーフスイング 気づいていないルール不備 今週のダイジェスト

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2018-3-5 強化試合第2戦 対オーストラリア 本番じゃないからこの程度

あの送りバント暴投を見た瞬間、ピッチャー横へのセーフティバントを多用した攻めをしたらよかった。代表では恐らくそのような思い切った采配はできないだろう。各チームの球界を代表する選手を選抜しておいてバント攻めを指示できる監督はいない。そして、この試合は本番ではないので、そこまでする必要もない。しかし、一発勝負で勝つには、そういう野球をすべき。あの守備を見た瞬間、もう一度やってみて、情報を得て、うまく処理されれば作戦を変えればいいし、うまくいけば続ければいい。

 

2018-3-6 日本代表というより日本選抜 若手のホープを集めたオーストラリア戦

まだ自チームでも主力となりえていない多くの若手のホープを選出しているのは本番の時期には各チームでも主力を張っているであろうという思惑で、今の時期から代表に呼んでおけば、経験が積めるからということだろう。したがい、日本代表というより日本選抜と言った方が意味が近い。現時点での最強チームを編成したわけではない。この思惑が外れ、そのホープたちが実力を伸ばせなかったとしてもその時の実力者を集めれば、チーム自体は作れる。野球とは、そういう特性を持っており、急造チームでもなんとかなるものだ。

 

2018-3-7 費やした時間や努力を無にする判定間違い 判定についての総括Ⅹ

高校野球はハーフスイングに厳しいから主審がボールと判定した球をスイングアピールで塁審に確認してもスイングとなる判定になることはまずない。その前に、主審がスイングとしているはずだから。そして、高校野球はストライクゾーンが広い。地方大会から甲子園に至るまで、それがストライクかよ。というシーンを毎試合、何度も目にする。ありとあらゆる判定の間違いを改善するためにプロの審判に任せるなどという施策にはならない。なんせ高校野球だから。所詮、高校生の部活動だもん。ってことなのだ。

 

2018-3-8 リプレ-検証で気づいたルール改正 判定が覆るならその前にやっておくこと

キャッチャーの立場からしたら、お前がアウトと言ったからもう一度タッチに行かなかったんだ。お前がアウトと言わなければ、もう一度タッチに行ってアウトにしてたよ。間に合ってたよ。それをあとからセーフと言われたって困るよ。という言い分が成り立つはず。仮に、セーフと判定していたら今宮はセーフと言われたからベンチへ戻ろうとするだろう。そこへ、キャッチャーがタッチに来て、リプレー検証を要求されたらあとからアウトになってしまう。先ほどとは逆で、今度は今宮がセーフって言うから離れたんだ。そうじゃなきゃ、もう一度ベースに触れていたよ。あとからアウトと言われても困るよ。ということになる。リプレーを採用しているなら考えるべき場面だ。プレーの仕方を考えるか。ルールを考えるか。

 

2018-3-9 気づいていないルールの不備 誰も声をあげない

判断が難しいホームラン性の打球は、審判が例えホームランだと思っていてもインプレーを指示した方が保守的だということだ。ホームランと判定してしまうとその時点で走者も守りもプレーを中断してしまう。そのあと、ホームランでなかったとなってもどの時点に戻るか、判断が難しくなる。プレーを続けていたら中継プレーを失敗していたかもしれないし、走者が転んでいたかもしれない。だから、見直しの機会がある今は、こういう場合はインプレーを指示しなければいけないことになる。インプレーでプレー続行としおき、途切れたら、さあ見直してみましょうとするわけだ。

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