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もう一つ体が欲しい 4番は4番目の打者 一本足と振り子 広島・中村好投 イチローと大谷の思考 今週のダイジェスト

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2018-4-23 大谷に限らず全ての人が、もう一つ体があればなあと思う

桑田9人もおもしろい。全盛期のピッチャー桑田が0点に抑えれば、当然勝てるし、ピッチャー桑田が崩れても、野球センスの塊である、野手専門の訓練をした8人の桑田が守り、攻撃すれば、これまた勝てる。だから球界史におけるバネ4傑は、1人でなんでもできてしまうため、他の選手のプレーにストレスを感じることがあるだろう。自分より実力が低い者に期待しなければならないことになる。俺だったらうまくやるのにと思ってしまうものだ。

 

2018-4-24 大谷の4番 日本では最強打者の称号 北米は4番目の打者

大谷が4番に座った。8番で始まった打順も少しずつ上げていき、数試合で4番にまでたどり着いた。ただ、北米リーグの認識では、4番は最強打者が務める打順ではない。日本では、4番はチームの最強打者が担い、一昔前は、4番はチームの顔。4番は勝敗に責任をもつ。4番は相手のウィニングショットを打つ。などと4番は重責だった。そして、こういうフレーズに引っ張られ、エース対4番の構図に野球ファンは熱くなった。村山VS長嶋 江夏VS王 江川VS掛布 伊良部VS清原 黒田VS松井。

 

2018-4-25 ひとつの打ち方にこだわることはない 王とイチロー 打ち方の手入れより時間が必要Ⅵ

イチローも振り子でタイミングをつかみ、慣れたら変えてもよかったに違いない。事実、海を渡ったあとは、振り子打法はなくなった、それでも日本時代以上の活躍を見せた。しかも、イチローから、その当時を振り返り、よくあれで打てたものだとの発言を聞いたことがある。

 

2018-4-26 下半身充実の広島投手陣 今度は中村が出てきた

先発、完投タイプのピッチャーだ。球が速くないので、調子悪くコントロールに苦労した場合や単調になったら負けることがあるだろうが、計算できるピッチャーであり、ローテーションに入れたい。下半身が充実しており、しかるに球が速いのかと思ったら速くない。ゆったりしたフォームで力感なく投げる。力感なく投げられるのは下半身が充実しているから。下半身がタフなので力を入れる必要がない。そのおかげでコントロールに苦労しなくなる。そこへカットボール、フォーク、スライダー、チェンジアップ、ツーシームと多彩な変化球で打者の目線を散らすオーソドックスな投球術となる。やっぱり野球選手はケツで買えだ。

 

2018-4-27 思考が人をつくる イチローと大谷の思考に共感する人々

イチローは高校入学時、170センチちょっとの50キロ台だったそうだ。そんな小さな子がプロに行くために、愛工大名電を選択した。およそ、こんな体ならプロに行くことをあきらめそうなものだ。あきらめないまでも、プロへ行くための選択というより、とりあえず高校野球を経験してからその夢を描きそうなものだ。だが、一貫してプロしか見ていなかったよう。同じ愛知の名門・中京のひとつ年上に稲葉がおり、プロに行くだろうとされていた稲葉のバッティングを見て、イチロー自身が「俺、プロに行ける」と思ったそうだ。大谷は、高校入学時、長身でありながら体重は60キロ台だったそうだ。ヒョロヒョロと表現していい体型で目標を160キロの速球におくなど、普通は恥ずかしくて書けないだろう。目標が高すぎるので、もう少し控えめにしても充分がんばれと言ってもらえるはずだ。

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