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必ず故障する大エースたち ゲッツーのとり方 リクエスト制度導入Ⅳ 新ルール右回り走塁 今週のダイジェスト

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2018-7-9 レベルが高いピッチャー程、酷使するので必ず壊れる 大谷の岐路Ⅳ

ここでケガをして、投手としての復帰はまだまだ先の状況だが、MLBで活躍し出した頃、最初に危惧されたのは体への負担ではなく、警戒心からのデッドボールだった。日本では宝だったので、どのチームもぶつけるような球を投げてこなかったが、打者として打席が増えるほど、右投げ左打ちの大谷は投げる方の腕、つまり右腕にぶつけられることがあるのでは、と思われた。この瞬間、投手生命が終わる可能性が、もしくは投手として能力が狭まる可能性がある。しかし、デッドボールによることはなく、肘の故障として離脱してしまった。肩と肘への負担は投手の宿命であり、必ず故障する。レベルの高いピッチャー程、酷使することになるので必ずいつか壊れる。逆に、打者は投手として致命傷のケガを抱えていても、やっていける。実際、今、投手としては復帰できないケガを抱えていながら打者としてホームランを打ったわけだ。

 

2018-7-10 ゲッツーのとり方 セカンドのベースへの入り 左足か右足かⅢ

送球のためのステップをしながら捕球すれば、捕球した時には投げるための体勢になっていることになる。送球のためのステップである、右足→左足の時の右足でベースを踏むのだ。これで、左足で入った場合のステップと同じ歩数2でゲッツーを完成することができる。右足でベースを踏んで送球を受け、そこから1塁へ送球すると右足→左足とステップ2歩を要する。左足の場合は踏んだ左足を踏み出して1歩、もしくは捕ったその位置でノーステップも可能だ。右足でベースを踏み、左足を前に出して送球を受けた場合、ここから1塁へ送球しようとすると真横へ投げるような形となり左肩が邪魔してノーステップでは投げづらい。投げられたとしても送球が弱くなる。強く早く投げるならステップしながら送球を受け、投げる技術を使えばよい。

 

2018-7-11 走塁は左回り。これにより最大の理不尽、右打者不利が生まれた

野球が誕生して以来、走塁は1塁から左回りに進んでおり、右回りで行われたことはないだろう。これにより、最大の理不尽である右打者不利が生まれた。1塁に近い左打者は右打者に比べ1塁到達に3~4歩、距離が近くなる。この影響とイチローの出現により最近の若い選手は左打者が大変多くなった。右打者より多いチームも珍しくない。そして、その特徴として右投げの選手が多い。つまり、もともと右打者だったのに左に替えているわけだ。左打者で足の速い選手はいわゆる走り打ちということが可能だ。ピッチャーの変化球に崩され泳がされたとき、左足を前に出しながらバットに当てるだけで内野ゴロをヒットにするという打ち方のこと。意図してやる場合と苦し紛れの産物のケースがあるこの打ち方、バッティングはしっかり地面を足でつかみ、しっかり回転し、しっかりバットに当ててから走らなければだめと今の野球理論では否定されることが多いものだ。しかし、塁間が野球より狭いソフトボールでは、この打ち方は作戦のひとつとして活用されている。

 

2018-7-12 あらゆる判定シーンに機械導入が加速していくだろう リクエスト制度導入Ⅳ

判定の間違いがクローズアップされる今は、「審判に制裁を。」とか、「審判のレベルが落ちた。」とか、「誰々は、ひどい。」とか審判非難が目立つ。だが、審判の力量が落ちたわけではない。一人の審判の加齢とともに判断が鈍るというのはあるかもしれないが、全体のレベルは落ちない。それよりなにより、一瞬で判断する判定は間違える場合があるに決まっているのだ。そこは仕組みの問題であり、1人の人間の責任ではないのだ。それを解消しようと今は、機械導入という形でひとつの答えを出した。これは、野球に限ったことでない。この流れは加速していくことになる。

 

2018-7-13 野球に新ルール誕生 右回りの走塁 左投げの内野陣

ファーストは他の内野手と違い、2塁、3塁、ホームへ放るのでむしろ左投げの方が良いが、他の内野はできない。しかし、この右回り走塁を採用することでセンスのある左投げ選手に可能性が広がり、光が当たることになるのだ。それから、右打者の走り打ちが見られることになる。逆に左打者が今までの右打者のようにしっかり打ってから走り出すという現象は必ず目の当たりにする。そして、左回りも右回りもあるのでその打席ごとに打ち方、体の使い方が変わってくるという今までには想像できなかった打撃理論も生まれることになろう。そして、守る側も変わる。左投げだけの内野陣が現れることになる。右回りになれば1塁が今の3塁になるので、左投げ選手がファーストへの送球がしやすくなるため、今の野球を鏡で映したように野球が展開されることになり左投げだらけの内野陣が生まれるわけだ。

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