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下劣極まりない老害という言い方 選手の特徴を生かす 最強打者を代打に回す フライボール 今週のダイジェスト

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2018-7-16 老害などという人生の先輩に対して下劣極まりない言い方 大谷の岐路Ⅴ

にわかに話題になりだした大谷のこれからの方向。投手としての致命傷ともなりかねない肘のケガにより、行く末を心配している。体に負担をかける兼任を続けるべきなのかと。この兼任を否定する人には野球ファンは、老害などという汚い言い方で忌み嫌う。人生の先輩に対して下劣極まりない言い方だ。しかも、本質を衝いているのは、こういった先をも見通して発言している人達なのに。

 

2018-7-17 チームが望む働きはヒットとは限らない 選手それぞれの特徴を生かす

ベンチとしては満点の仕事をしてくれたことになる。この8回は1死から四球で出たランナーにエンドランを仕掛け、理想の1,3塁の形をつくった。そもそも、エンドランを仕掛けたのは、下位へと進む打順で安達の打席では2塁にランナーがいても外野が前に来て、ワンヒットで還れない可能性もあり、さらに打率が低いのでタイムリーを期待するより、1,3塁としてスクイズ、ダブルスチールなどいろいろ作戦をとれるため、その前段階としてエンドランを仕掛けたことも予想できる。その理想の形となって安達にはなんとか1点獲るバッティングをしてくれ、と思っていることろにその通りの高いバウンドの内野ゴロを打ってくれた。ベンチとしては快心の采配であり、安達は満点の仕事。ここで、ヒットを打ってくれたとしても、そんなものを狙っていたら確率は低い。ヒットを打つ可能性など2割そこそこ。そんなものを狙わないで内野ゴロを狙ってくれとなる。

 

2018-7-18 先発9人がチームの実力上位9人で構成されるわけではない 最強打者を代打に回す戦略

それは先発選手9人がチームの実力上位9人で構成されるわけではないということが挙げられるから。この安達の時のように状況が揃った時、最高の選手に打席が回ってきたりしてくれることがチームにとって最適なのだ。終盤の1点欲しい場面で3塁にランナーを置き、さらにワンアウトだから脚があり、内野ゴロで得点できる安達が打席なのが最適だったということだ。その状況によってなら最高の打者を迎えることになるが、これがツーアウトランナーなしなら一発のある打者を代打にということも考える。つまり、そのチャンスが来ないと使えない選手というのがあり、逆に選手の特徴を生かして、適材適所に使うとも言える。

 

2018-7-19 “いってこい判定”、“流れアウト”といったものは必要ないリクエスト制度導入Ⅴ

このリクエスト制度でリプレー検証した判定に対して、それが覆ったとしても抗議や文句を言う場面をほとんど目にしない。場内のビジョンにも、そのシーンが繰り返し映像提供されるので観客もそのプレーに対して判定を下し、参加する仕組みだ。場内がひとつに向かうことになり、応援するチームに不利な判定になったとしても納得して受け入れる場合がほとんどなのだ。ワールドカップでも、観ている側が納得することが多かった。VARという仕組みによって、リプレー検証してみると、「あー手に当たってるねー。」とか「押してるよ。」とか「あー。オフサイドだわ。」と。文明への信頼によるということだ。カメラは事実を映し出すと信じている。そして、それで見た内容には、観客含めほぼ見方は一致する。だから、文句が出ることがない。ということは、審判いらないということになる。科学技術で判定すれば、文句を言うやつがいないのだから、そういう時代に向かうだろう。ストライク、ボールの判定すらそうなっていくのだろう。

 

2018-7-20 フライボール革命 うまく角度がつくとフェンスを越える

これまでの日本の教えでは、ライナーを打つ、低い鋭い当たりを打つというものが成功確率の高い打撃として一般的だった。しかし、ボールの下を叩き、打球に角度をつけ、スピンの効いた打球で遠くへ飛ばす意識が浸透してきたのだ。この打ち方は、うまくいかないと凡フライで終わることも多いが、とにかく角度をつけなければホームランは生まれないってことで、チャレンジしようというものだ。当然、練習から角度をつけ、フライを打つことを繰り返す。そして、実践ではそれがホームランにつながるようにと打ち上げる。この意識で取り組んでいくことになれば、選手は巨大化する。

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