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ピッチャー大谷 パスボールとワイルドピッチ 力を試したくて海を渡る選手 高校野球に最も期待するドラマ 今週のダイジェスト

2018-9-10 大谷の能力を最大に発揮させるやり方 ピッチャー大谷 大谷岐路Ⅶ

見たことがなかったポテンシャルを目の当たりにし、ピッチャーとしても打者としても、他のプロの選手を超越する姿に驚きを受けた。だが、それが大谷の最高の起用か、最大の効果を生む方法か、そして、大谷の能力を最大に発揮させるやり方か。20代前半のこの大事な時期にケガを多くしている。もっとも成長が見込めるときに、誤った選択で見込めた可能性を失うことになり、取り返しがつかない。

 

2018-9-11 パスボールとワイルドピッチ 手が届く範囲はキャッチャーの責任

ワイルドピッチはバッターの裏を通すような球か、ジャンプしても届かないようなものを言う。手が届く範囲は捕る側の責任だ。普段から自チームのピッチャーの球を受けているなら、どういう変化をするか、スピードはどれくらいか、この球種の場合は、ワンバウンドになりやすい、あるいは抜けやすいなど経験しているはず。日頃から、後逸しないための練習を意識すれば防ぐことができる。

 

2018-9-12 暑さへのケアでベンチへ引き揚げさせるのは体力を消耗しそう

治療の時間が長くなることはないので、外野から戻ってきた選手は、またすぐに外野まで走って守備につくことになる。そして、ベンチはこもって暑い。グラウンドの方が涼しかったりする。ベンチはクーラーが効いているのかな。プレー中ではない場面で全力疾走を促したり、全力疾走が清々しいとされるが、一方で熱中症など猛暑対策としてベンチへ下げたり、臨時代走を認めたりと、選手の体へのケアへの声も同じ人たちが叫んでいる。言っていることとやっていることが、矛盾した取り組みが多い。

 

2018-9-13 力を試したくて海を渡る選手 チームの勝利のためではない

そして、最も大きい理由が、野球はピッチャー主導でできているということ。ピッチャーがボールに意思を込めてプレーは始まり、打者はそれに対応するという立場。だから、ピッチャーに主導権があり、意思通りいかなくとも、打者はミスショットしてくれ、さらにバックが守ってくれる。打者(野手)は、レギュラーが固定され、毎日試合に出場する。レギュラーと控えの実力差がわざかでも出場機会は雲泥となってくる。そして、野球の性質としてパワーがある方が有利であり、体格に劣る日本人がその中に割っていくことは困難となる。したがい、ピッチャーはMLBでも生きやすい。

 

2018-9-14 高校野球に最も期待するドラマが生まれないから

100年に渡る伝統や慣習を一気に変える出来事になり、高校野球そのものがなくなる可能性すらある。変革を必要とされ、それによりなくなるものはよくあることであり、仕方がない。そして違う新しいものが生まれるのなら、それは進歩だ。ただし球数制限をすることにより、やる側も観る側も必ず不平不満が噴出し、何度も再考を要することになろう。その結果、モチベーションにも影響し、どこへ向かうかわからなくなる可能性がある。タイブレークの是非どころの話ではない。そこのところへの言及はこの記事にはない。

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