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高校スポーツ プロテクト外の内海と長野 ライパチ 外野手の重要性 今週のダイジェスト

2019-1-14 高校スポーツにみるチームスポーツ

バレーボールではチームのスパイカー、つまりポイントを獲る選手をエースという。サッカーもそうだし、バスケもそうだ。全てのスポーツの中で獲る方でなく、点をやらない奴をエースと言うのは野球だけだろう。

 

2019-1-15 プロテクト外の内海と長野 一方で人的補償回避のウルトラC

この2人がプロテクトの枠から外され、移籍することになるのは勝負の世界らしい。高みを期待できないベテランを限りがある枠の中に入れるという決断はできない。しかも、リストラとして高額年俸を抑制できる効果もある。思い入れの大きいファンは憤りを示しているが、それが勝負の世界であるし、器の知れたベテランを囲うより若手を多く持っておきたい。プロは1年、1年が勝負。見切りをつけられるのはあっという間だ。あの長嶋でさえ、監督解任としてクビを切られている。

 

2019-1-16 ライパチなど今は昔 外野手の重要性

ライトに強肩選手を置くことは常識となった。一昔前の外野手は内野ができない選手が務め、外野をやるならクリーンアップを打つなど打線では中心を打つことができなければ役立たずという意識があった。または、ライパチという言葉があったようにチームの中で最も実力が劣る選手がライトに回され、8番を打つという数合わせのように揶揄された。だが、ライトのみならず、外野はとても重要なポジションという意識になった。球場が広くなり、抜けてしまえば大量失点につながる。逆に、抜けるような打球を止めてくれる、もしくは、捕球してくれアウトにしてくれれば、チームを救うことになる。

 

2019-1-17 ライトに強肩を置く常識 外野手の重要性Ⅱ

プロの名外野手には、そのプレーの選択を一任しているケースもあろう。イチローや新庄のような名外野手は、プレー中の一瞬のひらめきにより、常識外れのプレーを選択しても、それがスーパープレーにつながる可能性がある。ゾーンとも言われるこのセンスを尊重して、判断を任せるわけだ。判断も含めてプレーに関しては一任しているので、無茶と思われるプレーでも叱責はしない。それでうまく行くことを経験しているし、もしうまく行かなくても、1流の判断はその後の試合展開で取り返せると踏んでのプレーだったかもしれないから。

 

2019-1-18 ライトがバックホームする際のあるルール 外野手の重要性Ⅲ

その原則を無視していい場面とはひとつに3塁にランナーを置いている場面で、定位置より後ろに飛球が放たれ、他にランナーを背負っていない状況だ。この場面でカットマンに返していてもホームでランナーを刺すことはできない。ここは一気にダイレクト返球して一か八か刺しに行っていいことになる。また、3塁ランナー以外いなければ、ホームでタッチアップのランナーを刺すことができなくともプレーはそこで終わる。たとえ送球が山なりになっても、コースから逸れても、他にランナーがいなければ進塁を許すことがないので、ランナーなしから再度プレー再開となるので痛手は負わない。

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